“こもれびこども教室”が
支援できるお子さま
LDのお子さま

LDのお子さまに見られる
主な行動

  • 聞いても意味を理解できない
  • 誤字や脱字、
    鏡文字や文字が重なる
  • 単語を読み誤ることが多い
  • 繰り上がりや繰り下がりの
    計算ミスが多い
  • 九九を暗記しても計算に使えない
  • 算数の証明問題や図形問題が苦手
  • 暗算ができない
  • 筋道を立てて話すことが苦手
  • 文章の音読はできるが、
    意味が理解できない
  • 因果関係の理解・説明が苦手

上記の行動に対して、全てではなくともいくつかの行動のみに該当する場合もございます。

LDとは

学習障害は一般的にはLD(Learning Disorder)とも言い、基本的な特性として、知能全般は正常であっても、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」という六つの能力のうち、一つ以上の習得や使用に障害がある状態のことをいいます。

就学前では教科学習が行われることが少ないため、あまり目立つことはありませんが、就学後からこのような能力を伸ばしていくような教科学習が始まることで気づく場合がほとんどです。文字学習や計算などは就学後からの課題ですが、就学前でも制作や遊びの時間などに注意して観察していれば、このような困りごとに気づくこともありますので、できるだけ早くその困りごとに気づいてあげ、失敗体験を少なくすることで自信を失わないような配慮が必要です。

教室で行う支援

学習の基本である「読み」「書き」「計算」が大きく運動と関わっているということをご存知でしょうか?子どもたちの成長の発達段階として、大きな運動から徐々に段階を経て、小さな運動へと身についていきます。体を大きく動かす運動の修得後には指先の細かな運動が習得へと繋がっています。

それにより、ノートがきれいに写せ、計算ミスが減り、自分に自信を持つことができます。また、この他にも書くことや、聞き取りそして読み取りなどに対して困難なお子さまも、プログラムを行うことにより、その苦手さを軽減することが出来るようなサポートをしています。

プログラムの様子

これらはプログラムの一部です。
お子さまに合わせて最適な支援を行います。

点つなぎ模写

視覚からの情報を手へと伝達する点つなぎで、漢字や図形などを上手に書くことが出来るようになります。

大きな動きの運動

身体の細部にまで注意を払う大きな運動を行った後に、ノートの書き写しを行うと、誤字脱字が少なくなります。

学習時間

教室の支援で身につけた姿勢の改善や集中力が、学校においても発揮できるよう、小学校と同じ机を整備しています。

こもれび支援ぷろぐらむ
について

参考書籍

発達障害の子ものびのび暮らせる生活サポートブック  幼児編

監修:佐々木正美
出版:すばる舎

お母さんが「コレだけ」は知っておきたい発達障害の基礎知識

監修:宮尾益知
出版:河出書房新社

わたしの気づきが支援の第一歩 インクルーシブ保育へ

監修:伊丹昌一
出版:ちゃいるどネット大阪ブックレット

発達障害のある子のサポートブック

監修:榊原洋一・佐藤 曉
出版:学研