“こもれびこども教室”が
支援できるお子さまASDのお子さま
ASDのお子さまに見られる
主な行動
- 人と目を合わせない
- 名前を呼ばれても反応しない
- 自己主張が強く一方的な行動が目立つ
- 相手の表情から気持ちを読み取れない
- 決まった順序や順番にこだわる
- 新しい場面や変化が極端に苦手
- イメージや空想を楽しまない
- 暗黙のルールがわからない
- 機械的な記憶やパズルなどに
極端に興味を示す - すぐ怒り出したり、
イライラしたり、動揺したりする
上記の行動に対して、全てではなくともいくつかの行動のみに該当する場合もございます。
ASDとは
ASD(自閉症スペクトラム障害)はこれまで、「広汎性発達障害」「自閉症」「アスペルガー症候群」などと様々な診断名を細かく使っていましたが、その度合いは人それぞれに異なり、軽いものから重いものまで区分がつけにくいということから、それらが一連のつながりを持つもの(スペクトラム)として、「自閉症スペクトラム障害」という診断名に変わりました。
具体的には「主には対人関係など社会的なやりとりの障害」「コミュニケーションの障害」「こだわりや行動の偏りや制限」が挙げられ、特に早期からその状態が持続しているというものです。
教室で行う支援
こもれびこども教室では運動支援・学習支援を行う個別での支援から始め、スタッフとのコミュニケーションを取りつつ他の子どもたちと関わり、最終的に子どもの集団活動を目標としています。子ども同士でのコミュニケーションを取ることで、協力し合うことも学び相手の気持ちを汲み取る事や、どのように行動するかを学べるような環境を提供しています。
また、一つの教材だけではなく、多くの教材を1日の時間割に沿って行うことで、次に行うことへの気持ちの切り替えができていくことで、自分の中での気持ちの切り替えも出来るようサポートを行っています。
プログラムの様子
これらはプログラムの一部です。
お子さまに合わせて最適な支援を行います。
絵本
お友だちと絵本を楽しむ時間は、人とのコミュニケーションのとり方を学び、学習への興味関心を持つことにもつながります。
様々な支援教材
1日に一つの教材を行うのではなく様々な支援教材を行うことにより、気持ちの切り替えを身につけていきます。
積木による集中力トレーニング
思い浮かべたものを作り上げていくことで先への見通しを持ち、指先の力や感覚を身につけていくことで急がず丁寧に扱うことを学びます。
参考書籍
発達障害の子ものびのび暮らせる生活サポートブック 幼児編
監修:佐々木正美
出版:すばる舎
お母さんが「コレだけ」は知っておきたい発達障害の基礎知識
監修:宮尾益知
出版:河出書房新社
わたしの気づきが支援の第一歩 インクルーシブ保育へ
監修:伊丹昌一
出版:ちゃいるどネット大阪ブックレット
発達障害のある子のサポートブック
監修:榊原洋一・佐藤 曉
出版:学研