きずなカフェ保育の根っこ

2019年6月6日(木)にねやがわ成美の森こども園にて法人内公開保育を行いました。


この公開保育は、平成30年度施行された幼保連携型認定こども園教育・保育要領にて、乳幼児教育の重要性が明記されており、教育・保育の質の向上が求められています。そこで法人全体で現状の教育・保育を見直し、各園ではなく施設を飛び越え3園全体で取り組み、法人教育・保育のスタイルを築き上げていくことを目的として行っております。


第2回目の公開保育は、姉妹園であるねやがわ成美の森こども園のりす組(1歳児)にて公開保育を行いました。
今回の保育のねらいは、
・保育教諭の真似をしながら、運動あそびを行う。
・身体全体を使い、様々な動きをしながら楽しむ。
{参照:幼保連携型認定こども園教育・保育要領第2 健康1(1)(2)}
という上記2点をねらいとし、教育・保育を進めていました。

今回は、子どもたちが興味を持っていたバスをテーマとし、マットやトンネルを使って運動遊びが展開されていました。
子ども達が実際にハンドルを持ち、保育教諭がバスの運転手の帽子をかぶることで、より興味が持て、親しみをもちなが、十分に身体を動かす姿が見られました。
また順番を待っている子ども達も楽しむことができるよう、ペープサートを用いて楽しい雰囲気作りをしていました。
発達過程に沿って、その時期に合わせた運動を取り入れて遊ぶだけではなく、楽しみながら十分に体を動かすことができるような工夫をすることが大切だと改めて感じることができ、日々の保育の中で見つめ直し、改善していきたいと思いました。


活動後は、実施したクラス担任と参加した職員達でより良い保育を行っていくために、批判ではなく、疑問点や検討事項、改善点等を話し合い、更なる成長発展のために全体で検討しました。

これからも公開保育を通して、子ども主体の教育・保育とはなにかを改めて考え、子どもたちが遊び込める関わり方や環境作りをしていきたいと思います。

(文責:保育スタッフ 山本 桃子)


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