きずなカフェ保育の根っこ

2019年5月29日(水)にねやがわ寝屋の森こども園にて法人内公開保育を行いました。


この公開保育は、平成30年度施行された幼保連携型認定こども園教育・保育要領にて、乳幼児教育の重要性が明記されており、教育・保育の質の向上が求められています。そこで、法人全体で現状の教育・保育を見直し、各園ではなく施設を飛び越え3園全体で取り組み、法人の教育・保育のスタイルを築き上げていくことを目的として行っていくことになりました。


その第一回として、姉妹園であるねやがわ寝屋の森こども園のりす組(0・1歳児)にて公開保育を行いました。
今回の保育のねらいは、
・登ったり、転がったりして体全体を使って遊びを楽しみ、運動機能の発達を促す。
・楽しい雰囲気の中で伸び伸びと体を動かす。
{参照:幼保連携型認定こども園 教育保育要領2章 健康1-(2)2-(3)}
という上記2点をねらいとし、教育・保育を進めていました。


0歳児、1歳児の混合保育が行われており、混合保育の進め方や、複数担任の関わり方と連携という、この園にも共通する面に注目して見学させて頂きました。
乳児期は、発達が著しく、子ども一人ひとりによっての個人差を踏まえた上での保育を行うことが大切であることを改めて感じ、課題を見出すきっかけにもなり、日々の保育の中で見つめ直し、改善していきたいと思いました。

また、普段から馴染みのある絵本に登場してくる動物を用い、イメージを広げやすいように工夫されていました。子ども一人ひとりに合わせて、今回は登ったり、転がったりすることで、運動機能の発達に繋がっていたと感じました。


活動後は、実施したクラス担任と参加した職員達でより良い保育を行っていくために、疑問点や検討事項等を出し合いました。この一年通して、疑問点や課題を見出し、意見を出し合って法人全体で保育の質の向上を目指していきたいと思います。

(文責:保育スタッフ 持田 つぼみ)


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