きずなカフェ保育の根っこ

2019年5月27日(月)に玉川大学 教育学部乳幼児発達学科 教授の大豆生田啓友先生をお招きし、社会福祉法人聖心会の第2聖心会保育園、社会福祉法人大阪誠昭会の合同で「子ども主体の協同的な学びを生み出す環境」について学ばせていただきました。


大豆生田先生は、玉川大学教育学部乳幼児発達学科講師をされており、幼児教育学・保育学・子育て支援などを専門に、講演をされていたり、「マメ先生が伝える幸せ子育てのコツ」など書籍も数多くあり、現在はNHK「すくすく子育て」などのテレビコメンテーターとしても大活躍されているお方です。そんな先生がお忙しい中講義を行ってくださるという事で、スタッフ一同この日をとても楽しみにしていたので、ウェルカムボードを作成しプレゼントさせていただきました。


今回の研修では、「子ども主体の協同的な学びを生み出す環境」というテーマから、様々な事例をあげて、お話してくださいました。

人間形成の基礎が培われる乳幼児期に、大人がどのような関わりをするかにより、子どものその後の発達に影響を与えるというお話を聞き、重要な時期に私たちは関わっているのだと、改めて感じました。

また、講義の中で大豆生田先生が何度もおっしゃっていた3つのポイントがありました。それは、"肯定的な関りを大切にすること”"子どもが夢中になれる遊びを作ること”"「できた!」の成功体験をたくさん味わい、達成感や喜びを感じること”の3つの点について、事例をもとに分かりやすく説明してくださり、自分たちの保育に実践できることがたくさんあるとともに、今の自分の保育を見つめ直す良いきっかけとなりました。


毎日の何気ない楽しさが子どもにとっては、とても大切なことだと改めて感じることが出来ました。普段の保育の中で子どもが興味を持つことをたくさん拾っていき、ワクワクする環境作りを今後も、より意識して保育に取り組んでいきたいと思います。

今回の大豆生田先生の講義を活かして、子どもたちが夢中になり遊ぶことのできる環境を提供することが出来るよう、職員一丸となり、保育の質を高めていきたいと思います。

(文責:保育スタッフ 持田 つぼみ)


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