きずなカフェ保育の根っこ

豊中市にある『学校法人 ひじり学園 幼保連携型認定こども園 せんりひじり幼稚園』にて実際の保育を客観的視点で評価していく「ECERSスケール」研修に姉妹園のねやがわ成美の森こども園の主幹保育教諭である菅鈴香と参加してきました。


ECERSスケールとは、3歳から5歳の集団保育における保育環境を数値化して計り、評価するための尺度です。そのスケールを使って保育環境を見直し、保育の質を上げていくための評価を今回初めて行いました。


今回は、通常の保育ではなく、ごっこ遊びをテーマにした行事が行われ、評価スケールの項目の指標を元に環境や友達、保育者との関りなど様々な視点からの評価の実践をしました。



見学させていただいたクラスの様子を見ていると、子ども達が主体的に活動に取り組んでおり、活き活きとした姿に私も胸が弾みました。

評価後には、参加者で集ってそれぞれのチェック項目の発表や検討を行い、指標を元にそれぞれの意見を出し合って1つの保育の評価をまとめていきました。

今回の保育環境評価スケールの実践を通して、客観的な指標をもとに評価できることから、具体的な改善点を見出すことができ、教育・保育の質の向上につながるということを学びました。この学びを法人全体で共有し、保育環境を整え、より良い教育・保育を展開していることができるよう邁進してまいります。

(文責:保育マネージャー 高田 里誉)


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