パート職員
2011年 中途入職
ねやがわ寝屋の森こども園 保育サポーター
井上 真理
7歳年下の妹がいたからでしょうか小さい子どもが好きで、高校生の時に保育士になりたいと考えました。身体を動かすことも好きでしたので、事務職は向いていないと思いその気持ちが強くなりました。ピアノと声楽を習い、学生時代には保育所でアルバイトをしていました。短大卒業後の4年間、保育園に勤務しましたが、当時は体当たりで子どもたちと接していたように思います。
子育ても一段落し、保育の仕事に再びチャレンジしようと思った時に出会ったのが寝屋の森こども園です。どのような場所だろうと見に行くと、とても自然豊かで静かな環境の中にあり、ここに応募しようと決めました。採用試験では、理事長先生と園長先生が直々に面接、なんと即決してくださったのです。ながく仕事を離れていたのですごく励まされました。
久しぶりに復帰したので、1年目は新しく覚える仕事が多く一生懸命でした。どんな仕事をしていても他の先生方から「ありがとうございます!」と声をかけていただき、慌ただしさの中に大きなやりがいを感じることができました。また、指に絆創膏を貼っているとまだ1歳の子が「大丈夫?」と心配してくれるなど、復帰してよかったと思えたエピソードもたくさんあります。
0・1歳児クラスの担任だった時のことですが、ある男の子が初めてつかまり立ちをしました。そのことをお迎え時にお母さんにお伝えしたところ「えっ、本当ですか、うれしい!」と感動を分かち合うことができました。私の子どもはもう手を離れましたが、保護者の方々ともう一度子育てを体験できる喜びは何物にも代え難いものです。
保育の場に復帰して数年間はフルタイムパートでしたが、途中から主人の扶養の範囲内で働けるようお願いして、現在では時短勤務にしていただいています。昨年からクラス担任を離れてフリー保育教諭となりました。まだまだ知らないことが多いのですが、自分に最適な働き方ができるので、もっと視野を広げよう、もっと学ぼうという気持ちも湧いてきます。
大阪誠昭会では、3つの園の先生方の頑張りがスマートフォンから気軽に確認できるWebサービスが導入されています。そこでの事例を見て「自分だったらどう動くだろう」「こんな所には気付かなかったなあ」など、とても参考になります。限られた時間しか働けない私も、3つの園の一員としての意識を持つことができ、保育に情熱を傾ける仲間がいることに励まされています。
わたしのオフタイム