きずなカフェご意見・ご要望なるほど!レポート

令和3年8月10日(月)に、エステール北浜法律事務所に伺い、当法人の第三者委員である 弁護士 持田明広先生とこの一年間の苦情要望等の状況報告や意見・情報交換を行いました。
昨年度はコロナウイルス蔓延のため懇談会を控えましたので、約2年ぶりの懇談会となり、例年以上に様々な意見・情報交換の場となりました。


持田先生は老人ホームや幼稚園、認定こども園や保育所といった施設の第三者委員や顧問弁護士もされており、苦情要望等を公平な視点で判断いただける、まさしく第三者委員としてふさわしい方です。  

持田先生からの報告では、当法人の3施設(ねやがわ寝屋の森こども園・ねやがわ成美の森こども園・ねやがわくこの木保育園)の保護者から第三者委員が調整・解決をしなければならない苦情要望などは寝屋の森こども園での1件のみだったということでした。

そのようなことも踏まえて、各園のコンテンツに紹介している昨年度の苦情・要望について、持田先生に報告しました。  

意見・情報交換では持田先生から、保育園や認定こども園に限らず、顧問をされている福祉施設や幼稚園の事例など最新の情報・状況についてお話を伺いました。中でも話の大半を占めたのがコロナ禍での園の対応でした。今後はコロナ禍での対応が一部ニューノーマルとしてコロナ後も残っていくであろうということや、人の価値観がコロナ禍でずいぶん変わってきたことなどが挙げられました。また、昨今幼稚園や保育園などで問い合わせが多くなってきているのがLGBTQについてだそうです。それら性の問題について就学前教育においても画一的な対応ではなく、やはり、人それぞれの背景が違うわけですから、その人個人に寄り添った対応が求められてくるのではないかと思います。

引き続き、第三者委員の方ときずなを結びつつ、公正な関係を維持し、このような制度を形式だけではなく、しっかりと運用していくことにより、保護者と認定こども園や保育園とが二人三脚で子どもたちの輝ける未来へのサポートをしていきたいと思います。  

(文責:理事長 田中啓昭)


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