きずなカフェご意見・ご要望なるほど!レポート

平成22年度にお寄せいただいた苦情・要望についてまとめました

当園では苦情・要望をいただいた際には「苦情は宝である」との想いのもと、職員間の情報共有は会議での報告はもちろんのこと、下図のような対応票に解決までの経緯の詳細を記録し、過去の記録もさかのぼっていつでも閲覧できるように保管しています。


今年度このファイルに記載された内容(園全体の取り組みとしての改善が必要なものや園側の過失、園の方針を変えないといけないような要望など)は以下のものです。



平成22年度 苦情・要望件数 4件


1.園は教材を使用した保育を新たにするそうだが、教材の購入は義務なのか?

2.ブログ等の写真掲載時に写真掲載をしないようにとの申し出があった子どもを写真に写らないようにするためにとはいえ、子どもを端に寄せてまでして写真を撮る必要があるのか。

3.保育士の臨機応変な対応ができていず、規律を重んじる傾向にあり、事務的になりがちで融通がきかない。

4.子どもがいつも同じ友達から仲間はずれにされる。年上の子どもに仲間外れにされることが多いので、混合クラスというクラス編成にも疑問を感じる。

1.について…事前に新教材に関するプリントを配布するだけでなく、実際に教材を見ていただいての説明会を同時にすればより理解していただけたのではないか、ということが園からの反省点です。
まったく新たなものというわけではなく、従来から行っている教育内容を踏襲し発展させる教材であること。また全く新たなものを導入する時は保護者へアンケート等を実施した上で勘案している旨をお話し、保護者にご理解いただき、購入いただけることになりました。


2.について…絶対に写真に写らないように、との思いから、行き過ぎた対応であったことを反省し、保護者へ謝罪しました。
お話をしている中で、これまでは写真に全く写らないように、ということでしたが、その子どもがとても写真が好きで、カメラを向けると自然とカメラに寄り向いてしまうこともあるので、後ろ姿までなら写真掲載が可能ということになりました。


3.について…ご指摘の通り、保護者や子どもの気持ちに立った臨機応変な対応ができていないことに対して、謝罪しました。
小さなことの積み重ねが保護者への不信感を招くことから、小さなことであっても丁寧に誠実に、そして相手の立場に立って対応していくことが大切であると強く感じました。


4.について…園の姿勢や方針をお伝えしました。園の方針や姿勢を保護者へ周知いただくことの大切さを感じました。
また、これら方針などについては全職員が理解の上、きちんと同じ対応ができるようにしなければならないと強く感じました。


当園では苦情・要望受付ポストを設置しておりますが、昨年度ポストに苦情・要望等が投函されたことはありませんでした。

また、第三者委員や運営適正化委員会等への苦情申し立てもありませんでした。

※前述の苦情・要望は直接担任や苦情受付担当者へ申し出があったものです。


これからも、子どもだけでなく保護者と向き合い、よりよい保育所運営を行っていけるよう邁進していきたいと考えています。

今後とも寝屋保育園をどうぞよろしくお願いいたします。

(文責:園長 田中啓昭)


カテゴリー

アーカイブ