きずなカフェ保育の根っこ


2019年10月10日にりす組(0,1歳児)にて「楽器に触れた音遊び」を行いました。



今回の研究保育では、歌や楽器に興味を持っている子ども達の姿から楽器遊びを題材としました。
0歳児は遊びの中で音や手先の感覚を豊かにすること、1歳児は楽器を鳴らして音の楽しさを味わい表現を豊かにすることを目標としました。

<0歳以上1歳未満の園児のねらい>
認定こども園教育・保育要領の第1章
身近なものとの関わり感性が育つ
1ねらい
(3)身体の諸感覚による認識が豊かになり、表情や手足、体の動き等で表現する。
2内容
(5)保育教諭等のあやし遊びに機嫌よく応じたり、歌やリズムに合わせて手足や体を動かして楽しんだりする。

<満1歳以上の園児のねらい>
認定こども園教育・保育要領の第2章
表現:
1ねらい
(2)感じたことや考えたことなどを自分なりに表現しようとする。
(3)生活や遊びの様々な体験を通して、イメージや感性が豊かになる。
2内容
(2)音楽、リズムやそれに合わせた体の動きを楽しむ。
(3)生活の中で様々な音、形、色、手触り、動き、味、香りに気付いたり、感じたりして楽しむ。
(4)歌を歌ったり、簡単な手遊びや全身を使う遊びを楽しんだりする。
に基づいて行いました。

まずは、「手をたたきましょう」の手遊びから音を楽しみました。
次に、マラカスのおもちゃを使って音の鳴る楽しさを一人ひとりが味わいました。


みんなで「きらきら星」を歌ってマラカス遊びを楽しんだ後は、段ボールでできた大きな太鼓で楽器遊びです。
子ども達も興味津々な様子で、太鼓に集まり自由に音を鳴らして楽しむ姿もありました。
「おおきなたいこ」の曲に合わせて音を大小にしたりしながら0,1歳児共に関わりながら楽器に親しんでいました。


今回の活動で
・音が鳴る楽しさ不思議さを味わう
・音楽に合わせて体を動かすリズムを感じる
・楽器に興味を持つ

といった子ども達の姿が見られました。

このことが、

*楽器に触れることで、表情や動きの表現を豊かにする
*リズムに合わせて楽器を鳴らし表現を豊かにする
*音、色、動きから感性を豊かに養う

といったことに今回の活動から繋がっていきます。



活動の後は、参加した保育教諭で改善点や内容を話し合い、より良い教育・保育を行っていけるように意見を出し合い、今後も色々な素材に触れながら制作を楽しんだりと様々な活動に広げていきたいと思います。

(文責:保育リーダー 田島 綺乃)


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