研究保育vol.46
カテゴリー:研究保育
2019年8月29日きりん組(3歳児)にて「スタート遊び かたちあそび」を行いました。
今回の研究保育では、スタート教材の絵カードとブロックを使い「かたちあそび」を行いました。
この教育・保育を通して、絵カードの名称や特徴を正しく認識し、同じ形を探し出すことを目標とし、
認定こども園教育・保育要領の第3章
環境:2(2)生活の中で、様々な物に触れ、その性質や仕組みに興味や関心をもつ。
(8)身近な物や遊具に興味をもって関わり、自分なりに比べたり、関連付けたりしながら考えたり、試したり工夫して遊ぶ。
(9)日常生活の中で数量や図形などに関心をもつ。
に基づき行いました。
まずはじめは、シルエットクイズをみんなで楽しみました。動物のある部分から、どんな動物かを想像し、クイズに答えていた子ども達。「しっぽが長いから」「鼻が長いからゾウ!」など、それぞれに理由も答えることができていました。その後は、ブロックの形のシルエットから、どの絵カードに当てはまるのか考えたり、試したりしながら、操作を楽しみました。
友達の前でも、自分の考えたことを発表をしました。自分の考えたことをどきどきしながらも、落ち着いて発表することができていました。
今回の活動を通して、
・シルエットの部分を徐々に見て、何の形か言い当てる。
・絵カードの名称を認識し、絵カードとブロックを対応させて、形を認識する。
・絵カードとブロックを対応させて、具体物を確認する経験を積む。
といった子ども達の姿が見られました。
このことが、
*自分なりに比べたり、考えたり、試したりする力
*日常生活の中で数量や図形などに関心をもつ力を養うこと
といったことに今回の活動から繋がっていきます。
活動の後は、参加した保育教諭で改善点や内容を話し合い、より良い教育・保育を行っていけるように意見を出し合いました。今後も色々な素材に触れながら制作を楽しんだりするなど、様々な活動に広げていきたいと思います。
(文責:保育リーダー 山本 眞基子)