研究保育vol.44
カテゴリー:研究保育
2018年12月6日(木)にぞう組(4・5歳児)でクリスマスカード作りを行いました。
今回の研究保育では、ポップアップのクリスマスカード作りを行いました。
この教育・保育を通して
・『ポップアップの仕掛けを楽しむ』
・『クリスマスに興味を持ち制作を行う』
・『クリスマスのイメージを広げて制作を楽しむ』の3点をねらいとし、
認定こども園教育・保育要領の第2章
表現:
1‐(2)感じたことや考えたことを自分なりに表現して楽しむ。
1-(3)生活や遊びの様々な体験を通して、イメージや感性が豊かになる。
を基軸に教育・保育を進めていきました。
クリスマスカードを見せると「すごーい!」「飛び出てる!」と驚いた様子の子ども達。
説明をよく聞き、自分で仕掛けを作ると嬉しそうに友達と見せ合っていました。
5歳児は4歳児に自ら教えてあげる思いやりのある姿も見られました。
また、サインペンで絵を描く時にはクリスマスに関する物をイメージし、1人ひとりが想像力を膨らませながら表現を楽しみ、仕上げには綿棒でスタンプをして雪を降らせ、季節を感じながら制作を楽しむことができていました。
今回の活動で
・クリスマスに期待や親しみを持ち、イメージを膨らませながら制作を楽しむ。
・ポップアップの仕掛けに興味を持ち、自分で作って仕掛けの面白さを感じる。
といった子ども達の姿が見られました。
このことが、
*感じたことや考えたことを自分なりに表現して楽しむ。
*様々な技法や制作に興味を持つことを通して、好奇心や探究心を持って関わる力を養う。
*感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して、豊かな感性や表現する力を養う。
といったことに今回の活動から繋がっていきます。
この活動のあとには「もっとやりたい」と、よりイメージを豊かに制作をしていました。
又、完成した時には、友達の作品を見て、「サンタさんがいる!」「すごく上手だね」とお互いを認め合う姿が見られました。
これからの保育・教育の中でも、友達と一緒に行う制作を通して表現の楽しさを伝えていきたいと思います。
活動の後は、参加した保育教諭達で改善点や内容を話し合い、より良い教育・保育を行っていけるように意見を出し合いました。
(文責:保育トップリーダー 江口 千夏)