きずなカフェ保育の根っこ


2014年2月27日 うさぎ組(2歳児)にて「丸・三角・四角の絵カードを使った仲間集め・形作り」を行いました。

様々な事をイメージし、お絵かきや粘土で表現することが増えてきた子ども達のイメージをより豊かにしようと今回の研究保育を考えました。
保育所保育指針第3章【表現】生活の中でイメージを豊かにし、様々な表現を楽しむ。又、【環境】身近な事物を見たり、考えたり、扱ったりする中で物の性質や数量、文字などに対する感覚を豊かにする。ということから、「丸・三角・四角について興味を持ち、形で遊ぶことでイメージを豊かにする」ことをねらいとしました。

仲間集めでは3色の丸・三角・四角のパズルの中から、指定されたパズルを選びました。沢山あるパズルの中から探し出すのは難しそうにしていましたが、「三角あったよ」などと形をよく見て探すことが出来ていました。
また、後日には丸・三角・四角のパズルを使った形作りを行い、家、魚、人、運動会の旗などを形を使って表現していました。

子ども達が積み木やブロックなど感覚、想像力を使っていろいろな工夫をしながら遊べるように普段から取り組んでいますが、図形を意識して楽しむ玩具を取り入れることで、イメージがより豊かになり、図形の概念を獲得していきます。
実際に研究保育後の子ども達は「これはまる」「ここに四角あったよ」などと身近な物の中から図形を探していました。今回の研究保育では、図形のパズル遊びをする事で子ども達の図形への感覚が育まれ、図形の関心を持つきっかけになったと思います。
そして、きりん組で行うスタート教材に繋げられる遊びになったのではと思います。

文責:保育スタッフ 東八重 菜美


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