きずなカフェ保育の根っこ


6月5日(水)うさぎ組(2歳児)にて、ひも通しで「うさぎさんのワンピース」を作りました。

今回の研究保育のねらいは、
『・毛糸を穴に通すことによって指先の機能を高める。
 ・ひもを通していくことでできる模様に気付き、面白さを感じる。』の2点です。

保育内容は、自分で好きな色の毛糸や、ワンピース型の型紙を選んで、自由に毛糸をワンピースの穴に通していき、模様を付けて自分だけのワンピースを作りました。

子どもたちは「ピンクがいい!」「あおがいい!」と自分が好きな色を選びとても嬉しそうでした。
そして右手の親指と人差し指で上手に毛糸を持ち、穴に通していく時はとても集中して取り組むことが出来ていました。そして、完成すると「できた!」と嬉しそうに教えてくれ、「もう1回する!」と2本目に取り組む子どももたくさんいました。
最後に子ども達が作ったワンピースをうさぎさんに着させてあげると、「○○ちゃんのはあれ!」と自分が作ったワンピースを見たり、お友達のワンピースを見て「かわいい!」と言ったりと、達成感を味わうことが出来ていました。

2歳児になると、身の回りのことを自分ですることが徐々に増え、お箸を持つことやボタンの留め外しなど指先を使うことが多くなってきます。今回はひも通しによって楽しみながら指先を使う練習をし、そして出来たことへの達成感を味わうことができました。
これからも子ども達が楽しむことができ、その場だけでなく今後に繋がっていく保育をしていきたいと思います。

(文責:保育スタッフ 谷田千夏)


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