きずなカフェ保育の根っこ


7月29日(金)に社会福祉法人 大阪誠昭会 寝屋保育園・もくれん保育園の2園合同で、『保育と環境 <一人一人の発達を支える遊び>』について研修を受けました。

平成27年2月から「おもちゃの研修」でご指導いただいている瀧 薫先生にお越しいただき、『保育と環境 <一人一人の発達を支える遊び>』という研修をしていただきました。

これまでのおもちゃの研修の様子を合わせてご覧下さい。
第一回 発達に応じたおもちゃの研修 「子どもの発達に応じたおもちゃ」
第二回 発達に応じたおもちゃの研修 「乳児の微細遊び」
第三回 発達に応じたおもちゃの研修 「有馬玩具博物館」

はじめに研修前に、当園の取り組みを見て頂き、ご指導や質疑応答の時間をいただきました。以前からの研修を受けて学んだことを、当園にできることとして置き換え、おもちゃを整理していきリストアップをしたものを見て頂きました。
また、ただリストアップするだけでなく、子ども達一人ひとりが落ち着いた環境のなか集中して遊べるように、ブロックでは見本帳を見ながら同じ形に模倣することで達成感を感じられるように促したり、手指の発達を促していけるおもちゃを新しく作成したりと、子ども達の発達に合わせたおもちゃの提供の仕方を試行錯誤してきました。
その取り組みについてや、実際に遊んでいる様子を動画でご覧いただいたうえで、課題となることを教えていただきました。



研修では、乳児と幼児に分けてそれぞれの「遊びの環境」について学びました。子どもが主体的に遊びを広げていけるように必要な環境や配慮点など、写真や動画で分かりやすく教えて頂き、自園では・・・と置き換えて想像する事ができ、とても楽しく良い学びの場となりました。



今後、新たに取り入れていきたいおもちゃもあり、子ども達のワクワクと嬉しそうな顔を見られることがとても楽しみです。現状に満足することなく、子どもの発達を支える遊びが提供できるようにしていきたいです。
今回の研修により、おもちゃの必要性、更にはおもちゃを取り巻く環境や保育士による援助がいかに大切かを改めて感じることができました。
これからも、子ども達の豊かな心と体の成長の為に、安全に考慮した上でおもちゃを提供できるように考え、学びを通じて取り組んでいきたいと思います。
(文責:保育アシスタント 西薗友美)


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