きずなカフェ保育の根っこ

3歳児新教材「スタートシリーズ はじめてのあそび」
講師を招き、きりん組(3歳児)の子ども達と一緒に、実践形式での園内研修会を行いました!



前回、5月22日(土)に行いました3歳児教材「スタートシリーズ はじめてのあそび」の園内研修から2ヶ月半が経ち、日々の保育の中で、子ども達と一緒にスタート教材に取り組んできました。

そこで、今回は教材の開発や研修・講演などを行っている、社団法人 日本幼年教育会の専任講師 小林まき子先生に来園いただき、「子どもたちに保育を行っているところを小林先生に評価いただく」という実践形式の園内研修を行いました。



まずは、スタート教材を使って、子ども達に保育を行っている所を実際に見ていただきました。

園全体で取り組む教材という意識から、園長先生・保育マネージャーだけでなく、クラス担任から1人、見学に参加しました。




まずは、かたちあそび教材を使っての構成遊びを楽しみました。

図形を使って意図した形を真似て構成する中で、色・かたち・大きさの概念を育むという目標のもと、見本と同じ絵を作って遊びました。

子ども達はとても興味を持って、取り組むことが出来ました。




個人で構成遊びをした後は、前に出て、自分の作ったものを発表する「黒板操作」を行います。

前に出ても堂々としている子、恥ずかしがってしまう子と様々ですが、子ども達の「自分の言葉で自分の作ったものをみんなに発表する」という事を大切にしています。


みんな、図形あそびの教材の色・形・大きさに注意し、見本と対応して同じものを作る事に楽しんで取り組めました。




続いて、にんぎょうあそび教材を使って、小林先生の模擬保育を見学させていただきました。

この「にんぎょう」で遊ぶことを、前々からとても楽しみにしていた子ども達は、大喜びでした。

にんぎょうあそびでは、「子ども達自身がにんぎょうを色々と自分の手で操作することによって、自分の身体像を認識していく」ということができるようになることを目的としています。


小林先生の保育を見せていただく中で、導入・言葉の掛け方・子ども達との接し方・保育の展開等、本当に勉強になることばかりで、たくさんのことを学ばせて頂きました。




反省会では、今回の保育を見ていただいた中で、良点・改善点を細やかに、又、丁寧にご指導いただきました。

さらに、より子ども達の思考力の発達を育むために、今後どのようにスタート教材を展開していくかについてなどの相談にも乗っていただき、たくさんの助言とアドバイスをいただきました。

スタート教材、終わった後に子ども達が「次いつやんの?」と聞いてくるくらい、楽しんで取り組んでいます。
私も子ども達と一緒に楽しみながら、【子ども達が自分で考える力】を育んでいけるよう、努力していきたいと思います。


小林先生、本当にありがとうございました。


(文責:保育リーダー 徳守裕佳)


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