きずなカフェ保育の根っこ

平成22年度 第4回「ざっくばらんな会議」を11月8日(月)に開催しました。

今回の事例研究企業は病院菓子卸販売です。

今回で一通りの事例研究が終了しました。

事例研究を終えての感想としては、「仕事ってどんな仕事でも本質的には変わらないものだな」ということです。

もちろん業界や職種など多少の違いはありますが、目指すべきものは変わりはないと思うのです。

私たちは「子どもたちのために、そして保護者を応援するために」尽力することは言うまでもありません。


きれい事だけではそれらの言葉は「絵に描いた餅」であり、それら想いをいかにして実践へと落とし込むことができるのか、ということがとても重要なこととなってきます。

しかし、時間は限られています。

だからこそ、これまでDVDを通して学んできたそのような普遍的な想いを具現化しつつも、どうすれば自分自身の人生も大切にしたバランスのよい生活を送ることができるようになるのか、ということを合わせて考えていく必要があるように思うのです。


ヴァロリー・バートン 著  小室淑恵  監修 /日本実業出版社


そのようなことから、今回この本を参加した保育士全員に配布し、次回の「ざっくばらんな会議」までに読んできてもらうことにしました。

この本は28日間で行う書き込み式のワークブックとなっています。


自分自身と保育園の輝ける未来のためにも、今日からこのワークブックを行い、改めてこれからの自分自身のワークライフバランスについて真剣に考えていく必要があるように思うのです。


一度きりしかない、かけがえのない人生を後悔しないためにも、毎日を充実して過ごすためにも、多忙を極める保育士だからこそ、突き進むだけではなく、少し立ち止まってこれまでを振り返り、これからの方向を見定める必要があるように思うのです。

ワーク終了後の28日後には晴れ晴れとした姿で、バランスが取れた人生の目標を各自が持ち、新たな気持ちで「ざっくばらんな会議」に臨んでいることを切に願っています。


(文責:園長 田中啓昭)


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