第3回 ざっくばらんな会議
カテゴリー：保育研修(OJT)
平成22年度 第3回「ざっくばらんな会議」を開催しました！
昨年度より、職階に関係なく、自由参加制でざっくばらんに語り、考えることができる会議 通称：「ざっくばらんな会議」を定期的に開催しています。
第3回目の会議を7/30（金）の終業後に開催しました。
今回の事例研究業界はＥＳ（従業員満足度）でかなり有名な「食品（寒天）メーカー」とＣＳ（顧客満足度）で有名な「工務店」
これまでは1会議につき1業界のＤＶＤを見ていたのですが、できるだけ異業種研究を早めに切り上げて、残りの会議で「自園に活かせる方法はないのか」「改善できることはないのか」と研究から学び、応用していくための会議に時間を割くようにしていきたいため、今回と次回は2業種ずつ研究していくことにしました。
保育園とまったく関わりのないように思える「食品メーカー」と「工務店」ですが、やはり事例研究をしてみると、全くそんなことはないのです。
今回からはいきなり、ＤＶＤを観ることをやめ、事前に事例に対する予備知識を持ってもらい、「どうしてこの会社が成功している会社と言われるのか」「どうして従業員から働きやすい会社といわれるのか」「どうしてお客様から選ばれる会社となっているのか」など、今回の異業種事例研究で学んでほしいポイントを先に伝えてから、観ることにしました。
すると、いままでピンボケだった焦点がピッタリと合った。
そんな感じがしてきたのです。
その他うれしい副産物も。
延長保育の担当となり、会議に参加できない保育士から前日に「私、明日はお残り（延長保育）担当なので、会議に出席できません。だから明日の夜にＤＶＤ貸してください！」と言ってくるではありませんか！
そんな彼女たちを見ていると、少しずつですが、「当事者感覚」をもって、カイゼンやカイカクという新たな舟を漕ぎだしているように思えて、うれしくなってきます。
この思いがまた新しい形で今年も実を結び、来年の保育や事業の向上に寄与することを願いつつ、彼女たちの情熱に大いに期待しています。
（文責：園長 田中啓昭）
