きずなカフェ保育の根っこ


3月6日(木)に社会福祉法人 大阪誠昭会 寝屋保育園・もくれん保育園の2園合同で、『造形研修会』を受けました。

寝屋保育園・もくれん保育園の造形指導でお世話になっている、サクラクレパスの上田充先生をお招きして、「幼児の絵画・造形教育で大切にしたいこと」についての園内研修を行いました。

絵画・造形指導については、「どのような環境設定で、どのように導入したり、言葉をかけていけば、子どもたちが夢中になって、表現出来るようになるのか?」と迷うことがよくあります。

子どもの描画発達についてや、頭の中のイメージを絵にして描くことの楽しさや快さから心を開き、「自分らしさ」を見つけることを目的とした描画指導のお話では、子どもの絵は上手に描くことではなく、喜怒哀楽の思うままの気持ちを自由に描いて表現出来ることが大事であるということを教えて頂きました。

絵を通して子どもと【対話】をたくさん重ねていき、一人一人の絵に対する思いや描けた喜びを受け止める中で、子ども達が安心して想像の世界を広げ、(絵を描きたい!)という気持ちや考える力に繋がるという事を学びました。

また、上田先生が絵画教室で指導されてきた、見ていてワクワクするような作品を見せて頂いたり、導入からどのように指導していったか、子どもがどのような様子で描いていたか等を具体的に、楽しくお話して下さったり、すぐに明日の保育から取り入れたい気持ちになりました。

上田先生の造形教育における思いは、本法人の【感じたこと、考えたことを自分なりに表現することを通じて、豊かな感性を育み、創造性を豊かにする】ことと同じ思いです。

今回学んだことを活かして、子ども達一人一人が「絵を描くのって楽しい!」「もっとやりたいな」と感じられるような保育ができるよう工夫し、保育していきたいと思います。

(文責:保育スタッフ 野口 千枝)


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