きずなカフェ保育の根っこ


11月30日(土)に社会福祉法人大阪誠昭会 寝屋保育園・もくれん保育園の2園合同で、『救命救急講習会』を受けました。



伊加賀出張所の消防士の方々による救命救急の講習会で、心肺停止状態になった時に行う「心肺蘇生法」と「AED(自動体外式除細動器)」の使い方、異物をのどにつまらせた時の「気道異物除去」、そして子どもがけがをした時の「止血法」を学びました。
練習用のベビーやジュニアの人形を使って、子どもが心肺停止状態になったと仮定して、胸骨圧迫や人工呼吸をやってみたり、練習用のAEDを実際に使ってどのような段取りで救命処置をしていくのか知ることが出来ました。もしもの時に救命処置を行う事で大切な子ども達の命が助かる可能性が高くなるようにと、職員一同、熱心に講習を受けていました。

生後2ヶ月から1才未満の乳児に対する心肺蘇生法も丁寧にご指導頂き、どの年齢の子どもに対しても救急隊が来るまで、私たちが最大限出来る救命処置の方法を学ぶことが出来ました。




今回の講習会では、どのご家庭でもご存知のトイレットペーパーの芯を使用し、誤飲すると危険なおもちゃのサイズをチェック致しました。このトイレットペーパーの芯の中を通るものは子ども達が誤飲する可能性があるので、みなさんもご家庭でチェックしてみてください。
当園におきましては、以前から安全な環境を整える取り組みとして、月1回おもちゃや遊具の点検を実施(0・1才児クラスに関しては2週間に1回)、そしてAEDやベビーの人形を使っての心肺蘇生法の練習を行っております。



そして、「普通救命救急終了証」を講習終了後にいただき、今回学んだことを迅速かつ確実に行えるように、全スタッフに勉強会を開き、子ども達が安心して過ごせる環境のチェックと心肺蘇生法やAEDの使い方を定期的に練習してまいります。    

(文責:主任保育士 田中恵理子)


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