研究保育を行いました vol.8
きりん組(3歳児)にて、スタート教材「ブロック遊び」をしました。
今回の研究保育のねらいは、
『・様々な形の中から、見本と同じ形を選ぶ。
・同じ形を作ることにより基本的な図形の認識力を育む。』の2点です。
保育内容は、大小様々な丸・三角・四角や扇形のブロックを使い、組み合わせて形作りをして遊びました。
はじめに、ブロックを見せながら「これはどんな形?」と名前の確認をしました。
「おにぎりの三角や!」「丸はお月さまと一緒やでっ」等知っている物に例えるお友達もいました。
自由にブロックを組み合わせて遊んでいると、タヌキのぽん太君(ペープサート)が登場!
ぽん太君の作る形(いす、靴、蝶々)を見て、自分のブロックから選びながら同じ形を作りました。
隣のお友達が悩んでいると、「この四角をくっつけてみたら?」と優しくヒントを伝える微笑ましい姿もみられました。
最後はお友達の前で形を作り、「いすを作りました、これでどうですか?」と聞くと・・・「そうです!」と皆からの認めの言葉に嬉しそうにしていました。
スタート教材を使い遊ぶ事を通して、つまづいた時(どうしたらいいのかな?)と考え、自分の力で乗り越えて(出来た!)という達成感を味わう事で、子ども達一人一人の“考える力”を育んでいきたいと思います。
(文責:保育スタッフ 野口千枝)