きずなカフェご意見・ご要望なるほど!レポート

令和5年8月1日(火)に、当法人と共同で第三者委員をお願いしている社会福祉法人に伺い、当法人の第三者委員である 弁護士 持田明広先生とこの一年間の苦情要望等の状況報告や意見・情報交換を行いました。
今年度はコロナウイルスが第5類となり、いよいよコロナ前の状況に少しずつ戻ってきていることから、例年以上に様々な意見・情報交換の場となりました。


持田先生は老人ホームや幼稚園、認定こども園や保育所といった施設の第三者委員や顧問弁護士もされており、苦情要望等を公平な視点で判断いただける、まさしく第三者委員としてふさわしい方です。  

持田先生からの報告では、当法人の4施設(ねやがわ寝屋の森こども園・ねやがわ成美の森こども園・ねやがわくこの木保育園・こもれびこども教室)の保護者から第三者委員が調整・解決をしなければならない苦情要望などはありませんでした。
しかし、昨年度はコロナ禍でのマスク着用に関して、ねやがわ成美の森こども園で第三者委員を飛び越えて、顧問弁護士が調整に入る事例が1件ありました。

そのようなことも踏まえて、各園のコンテンツに紹介している昨年度の苦情・要望について、持田先生に報告しました。  

意見・情報交換では持田先生から、保育園や認定こども園に限らず、顧問をされている福祉施設や幼稚園の事例など最新の情報・状況についてお話を伺いました。中でも話の大半を占めたのがコロナ禍での園の対応でした。今後はコロナ禍での対応が一部ニューノーマルとしてコロナ後も残っていくであろうということや、人の価値観がコロナ禍でずいぶん変わってきたことなどが挙げられました。

引き続き、第三者委員の方ときずなを結びつつ、公正な関係を維持し、このような制度を形式だけではなく、しっかりと運用していくことにより、保護者と認定こども園や保育園とが二人三脚で子どもたちの輝ける未来へのサポートをしていきたいと思います。  

(文責:理事長 田中啓昭)


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