きずなカフェ保育の根っこ

7月3日に平成30年度大阪府保育所等の事故防止研修第3部、7月6日に同研修第1部・第2部に参加し、起こりやすい事故に対する救命手当てや保育所等での事故を防止するための仕組みや組織作りについて学びました。


この度、平成30年度大阪府保育所等の事故防止研修第3部を日本赤十字社大阪府支部で、また同研修第1部・第2部を大阪府別館大研修室で参加しました。
第3部では、約60名の参加があり5名ずつのグループに分かれ、日本赤十字大阪府支部幼児安全法指導員から乳幼児の一次救命処置のテキストに基づいて実技を行いました。
手当の基本・観察・心肺蘇生・AED・気道異物除去等を練習用マネキンを用いて、緊迫感のある実習が出来ました。この学びを保育士と共有し、起こりうる事故に的確に迅速に対応できるようこれからもより一層邁進していきたいと思っております。
第1部・第2部では、大阪府立大学地域保健学域教育福祉学類教授の関川芳孝先生による実際に起こった死亡事故事例(うつぶせ寝等)の紹介やプールでの事故事例をもとに、幼保連携型認定こども園や小規模保育園、企業主導型保育園、認可外保育園など様々な業態に勤務される方々とグループワークをしました。他園ではどのように事故防止に取り組まれているのかなど具体的に知ることができました。

当園は3月に開園したばかりでありますので、この研修での学びをさっそく取り入れてみて実践しています。
職員が保育中にヒヤッとしたことや気が付いたことを専用の用紙に書き込み、事故につながるかもしれないということを念頭に置き、どうすればよかったのか、対策はないか定期的に話し合う時間を作っています。この取り組みは、少しずつ定着しつつあります。事例が増える分情報共有が多くできて、知識が増えます。そうすると、事故防止に対する意識がさらに高まり、マニュアルの大切さを認識し、重大事故を未然に防ぐことができます。
事故防止に対する意識を高めて、乳幼児の主体的な活動を尊重し支援できるよう、また、保護者様が安心してお子様を預けられる園でいられるよう、努力してまいりたいと思います。
最後に、今回の研修でいただいた修了証・受講証を掲載します。



看護師 古賀田聡子


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