きずなカフェ保育の根っこ

令和元年度10月28日(月)にエル・おおさかで行われた、「保育士及び保護者とのコミュニケーションスキル向上」の研修に参加させて頂きました。


研修の講師であった下村恭子先生は、SELF CREATION LABの代表であり、保育士・保育事業コンサルティング・教育トレーニングコンサルティングをされています。「人を育てる」をモットーにし、「あそび」「楽しい」「笑顔」「モチベーション」をキーワードに30年余りの幼児保育教育現場での経験を生かし、自治体や教育機関で、指導者育成「体験を通したまなびプログラム」・子育て支援事業・親になる人のためのキャリア育成・社会人基礎力育成のための対人関係向上セミナーを実施しておられる先生です。

そんな下村恭子先生に、親子を笑顔にする保護者対応術~子育て親子への関わり方~をテーマに、保護者対応の基本から学び、伝える時の工夫やポイントを学びました。

保護者対応のポイントとして、2つのポイントを教えて頂きました。
1つ目は、マインドを身につけるということです。自分の思い込みや先入観で行動していないか、出来る出来ないで物事を考えていないかなど、自分のマインドを見直すことが必要だと、この研修に参加して感じました。相手の立場になって考え行動すること、どのような場面でも想像力を働かすことを、日々の保育の中で常に意識することが大切だということを学びました。

2つ目は、テクニックを身につけることです。伝え方によって誤解を生んでしまうことがあるため、自分の立場からではなく相手の立場から考えて伝えること、言葉のチョイスで伝わり方が変わるということを改めて感じました。

学んだことを、保護者対応の事例を基にグループワークを行いました。
聴き手側が、頷くことや笑顔、相槌を打つことでその場の空気を作り、話しやすい環境を作ることが大切だと感じました。

傾聴を心掛けて対応し、保護者の方に寄り添って一緒に子育てを行い、当園の大事にしている“7つのきずな”の「親子のきずな」「保育園と保護者のきずな」に繋げていくことが出来るようにしていきたいと思います。

(文責:保育スタッフ 持田つぼみ)


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