きずなカフェ保育の根っこ

令和元年10月3日に(株)船井総合研究所主催の『保育園・こども園向け 働き方改革セミナー』に姉妹園のねやがわ成美の森こども園の教頭 木下千夏教諭と、ねやがわ寝屋の森こども園の教頭 田中恵理子教諭、副主幹保育教諭の山内菜美教諭と参加してきました。


2019年4月1日より順次施工されている働き方改革関連法。「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」「育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化」などの状況に直面している中、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境を作ることが重要な課題となっていると言われています。

そのような中、待機児童の増加に伴い、保育施設は急増している一方で、担い手となる保育士不足はますます加速しており、保育士の離職も大きな課題とされています。
保育士が離職する理由の中の一つに「仕事量・業務負担」が大きな原因になっているようです。
現に、手書きのものや手作りのものが主流だと、私自身も入職前はイメージの中にありました。しかし、少しずつデジタルシフトが進んでおり、当法人もいくつかのシステムを導入しております。

しかし、そのシステムを活かし、まだまだ“働き方“を改善することができるのではないかと思い、本セミナーを受講しました。


今回のセミナーでは、働き方改革・デジタルシフトの意義について、実際にデジタルシフトによる働き方改革を進められている施設の事例をもとに成功例やそのポイントについて学ぶことができました。
また、当法人の今年度の経営計画研修会でもお世話になった(株)船井総合研究所 チームリーダー チーフ経営コンサルタント 西村 優美子先生も講師としてお話しくださいました。


働き方改革・デジタルシフトをすることは、職員の働きやすい環境づくりになるだけではなく、業務負担の軽減から浮いた時間を保育・教育の質の向上に結びつけることができるということが分かり、益々取り組みを進めていきたいと強く感じました。

今回の学びを活かし、法人全体で取り組みを進め、大阪誠昭会で働くことができることの喜びを分かち合えるような環境づくりを、そして、保育士・保育教諭という仕事に対する誇りを持つことができるようなそんな環境づくりをしていきたいと思います。

(文責:保育マネージャー 高田 里誉)


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