きずなカフェ保育の根っこ

令和元年9月19日(木)に寝屋川市民間保育所協議会主催の『ドキュメンテーションを活用した保育の可視化について』の研修に参加しました。


今回の研修では、保護者に向けて掲示するための「ドキュメンテーション」を超えて、それを園内研修に役立て、保育の質を高めるための“作り方の工夫”、“研修の工夫”をテーマに学びました。
(ドキュメンテーションとは、子どもの日々の姿を、文章や写真などで記録し、掲示することで、保育のプロセスを可視化して、保護者や保育士同士で共有していくための物です。)

初めに、子どもの遊び理解と保育の可視化についてお話してくださり、子ども理解と子どもの遊びの理解の違いや、外から見える姿だけでなく、何を楽しんでいるのか、どんな思いや目的を持っているのかという内面(子どもの思い)を読み取ることが大切だということを学びました。

また、グループワークを行い、映像や写真を見てドキュメンテーションを作成しました。写真を見て子どもの姿を読み取ったり、タイトルを考えたり、5領域のねらいや幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿に結び付けて話し合いをしました。グループワークで様々な意見を出し合うことで、子どもの色々な思いをより深く読み取ることが出来ました。


今回の研修を通して、日々の何気ない子どもの姿について、子どもの興味や関心、子どもの思いを、今までと違う方向から読み取り、教育・保育の質の向上に努めていきたいと思います。

(文責:保育スタッフ 持田つぼみ)


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