平成30年度 苦情・要望等対応結果報告
カテゴリー:苦情・要望対応結果報告
平成30年度にお寄せいただいた苦情・要望についてまとめました
当園では苦情・要望をいただいた際には「苦情は宝である」との想いのもと、職員間の情報共有は会議での報告はもちろんのこと、下図のような対応票に解決までの経緯の詳細を記録し、過去の記録もさかのぼっていつでも閲覧できるように保管しています。
苦情・要望等 5件
主な内容
1..園で使用することが難しい虫よけ剤の預かりをお断りしたところ、預かれないものとして事前に案内がなかったにも関わらず、謝罪なく理由の説明だけだったことへの不満。
年々商品化されるさまざまな種類の虫よけに対してすべて記載する等は難しい課題ではあるが、きちゅおなご意見として、今後園のしおりなどに反映していくことをお伝えし、不快な思いをさせたことに謝罪し納得いただいた。
2.園内でのケガによる 念のための受診の際、保護者に事前連絡をしなかったことへの不満と電話連絡がほしいという要望。
園としての考えと保護者の意見が交錯しているため、折衷案として保護者の意見を採り入れた。ただし、特別扱いではなく子どものケガや心理的な状況に合わせて対応することで納得いただいた。
3. けがをした際の保護者への説明の不十分さに対して不安を感じさせたことへの不満。
保護者の気持ちを受容して、担任の説明不足については謝罪をした。ケガに関しては、必ず何かしらの要因があり、言葉では表現できなくても理由はあることを発達、月齢差の話を交えながら話し、大きなけがは保護者に名前を出さずにお伝えするが、園の中で子ども同士でしっかりと解決できるように促していくことを伝え、相手の保護者にもその旨お伝えするということで納得いただいた。
4. 保護者との普段の関係性や距離感に対する配慮に欠けたコミュニケーションをとったことで不快感を与えてしまった。
失礼があったことをまずは謝罪をしました。保護者とのコミュニケーションをとる際、相手の状況、状態をよく見極め、距離感を図りながらとることが大切であり、否定的な言葉を使わないようにしていくことが大切である。しかし、距離感はコチラが思っていることと、相手が思っていることが同じとは限らないため、そこを見誤らないようにしていくこととが大切である。
5. クラスの友達に叩かれたり押されたりしているのを担任は把握しているのか、ケガをしてしまわないか不安を与えてしまい、どうにかしてほしいと要望された。
本児が嬉しいことも嫌なことも担任に言えるような雰囲気づくりをすること、そして言えた時にきちんと認めるほmることで本児が嫌な気持ちを自分の中でため込まずに担任に吐き出せるような環境づくりをすることを伝えた。また、本児が自分で言えるようになることを促すため、時々本児に最近嫌なことはないかと問いかけて気持ちを確認したり、暴力的な行為をしてしまう子どもの気持ちを汲み取ってその子が手を出してしまわないように注意深く見守るようにしていくことを保護者に伝え、納得いただいた。
上記以外は第三者委員や運営適正化委員会等への苦情申し立てはありませんでした。
園としましては、このように保護者の皆様ときっちりと話し合いをした中で事業を進めていき、これからも子どもだけでなく保護者と向き合い、より良い保育園運営を行っていけるよう邁進していきたいと考えています。
今後とも、ねやがわ成美の森こども園をどうぞよろしくお願いいたします
(文責:園長 田中啓昭)