台湾から保育現場視察団が来園されました!
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大阪観光局からの依頼があり、平成27年4月13日(月)に台湾 新竹市児童福利協会の視察団22名が来園されました。
大阪観光局からの依頼があり、平成27年4月13日(月)に 台湾 新竹市児童福利協会の王勝梁(ワンシャンリャン)会長ら保育現場視察団の方々22名が来園されました。
児童福利協会とは日本でいうところの保育園の園長会のような組織で、今回来園された方々は理事長・園長といった経営者の方々でした。
台湾では日本と同様に少子化が深刻な社会問題となっていて台湾の園児数は10年前の約半分に減っているとのことです。そのような中、同様の社会構造となっている日本にヒントを求め、この度、視察に訪れられました。
PM2:00に来園され、しろ組(5歳児)の熱烈な歓迎を受け、台湾の先生方の首に子どもたちが作ったネックレスがかかるたびに、最初は緊張気味だった雰囲気があっという間に和んできました。
そしてその後、園内の見学にご案内しました。とても熱心な先生方で、通訳の方も困るほど、たくさん質問されてきました。
事務所のデスク配置の考え方がよいとか、保育室でのipadを使った出席や保育計画の管理などにとても高い評価をいただきました。
そして施設見学後は場所をお隣のエスポアールの会議室に移して、質問を受けたり、意見交換を行いました。
質問だけでなく、台湾での昨今の保育状況を聞くことができたり、私自身もとても勉強になる有意義な時間でした。
中でも女性の園長先生がおっしゃっていたのですが、これまで5つの保育園の見学をしたが、もくれん保育園がダントツに「おもてなし」をしてくれてとてもうれしく思ったということです。
今回の訪問のお話をいただいてから、グリーティングカードやネックレスの制作を職員だけでなく子どもたちもお手伝いしてくれたり、当日の準備も進んで職員たちがしてくれました。
わざわざ台湾から来られるお客様に少しでも学びとして日本の文化を感じてもらいたい、そして喜んで帰ってもらいたい、そんな想いで「おもてなし」を実践してくれました。
そして結果として非常に喜んでいただき、私もとてもうれしく思います。
仕事って、すべてがこのような想いの行動が結果として表れた形なのだと思うのです。
それを実践し、温かい言葉をいただけたことはきっと職員たちの励みになるのだと感じています。
これからも人の心をワクワクさせたり、嬉しくさせたりそんな仕事ができることを目指して職員一同頑張っていきたいと思います。
(文責:園長 田中 啓昭)