きずなカフェ保育の根っこ

10月31日に行われた平成30年度保育士研修会「保育にいかせるうた。新沢としひこコンサート」に参加致しました。

この研修は、豊かな音楽に触れ楽しさを保育現場に還元してもらうということを目的とされており、寝屋川市民間保育所協議会と枚方市立保育連盟の合同で企画された研修会でした。


さて、新沢としひこさんはご存じでしょうか?
新沢としひこさんは、シンガーソングライターで元保育者の方です。
また、神戸親和女子大学・中部学院大学の客員教授もされており、作詞・作曲の他に絵本作家・児童文学作家で保育講習会講師としても活動されています。
代表曲として、「世界中の子どもたちが」や「ともだちになるために」があり、子どもたちの大好きな「はらぺこあおむし」の絵本にメロディーをつけて歌われているのが新沢としひこさんです。
今回の研修はコンサートと聞いて、歌を聞いて楽しむのだと思っていました。
もちろん素晴らしい歌を聞かせていただくことはできたのですが、「グラグラタワー」や「マネキンチャレンジ」などといったあそびうたを実際に音楽に合わせて体を動かすことも研修内容に含まれていました。
楽しい時間を過ごさせていただくことができ、子ども達は一緒に遊ぶことで言葉ではないコミュニケーションをとりながら自然と分かり合って友達関係を築いていくという遊びの大切さを学びました。
また、新沢としひこさんの歌は一つ一つの歌に思いが込められており、特に感動したのは「みちくさ」という歌です。
この歌は、焦らずに自分のペースで自分の道を進んでいこうという思いが込められている歌で、子ども達にも歌詞の意味を伝えながら一緒に歌うことができればいいなと感じました。


今回の研修で、うたあそびを通して友達との一体感や達成感・充実感を味わうことができ身体を動かすことで運動機能や身体機能の発達にも繋がることを学びました。  
そして、保育者が楽しみ子ども達と一緒に行うことで音楽に合わせて体を動かすことの楽しさを伝えることができるのだと感じ、音楽の楽しさを伝えられるような保育を行っていきたいと思います。  



(文責:保育スタッフ 吉岡楓)


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