きずなカフェ保育の根っこ

平成28年8月23日(火)に社会福祉法人 大阪誠昭会 もくれん保育園・寝屋保育園合同で造形研修を受けました。





四條畷学園短期大学保育学科の美術講師として造形指導をされており、四條畷学園大学付属幼稚園にてアートクラブの指導やキッズアート&ミュージックなどの多彩な造形活動、キッズ向けのイベントなども手掛けておられる香月欣浩先生(ムッシュ香月先生)をお招きし造形活動についての研修を行いました。

今回の研修では「過程・驚き・発見・個性」の観点から座学だけでなく、実技を交えながら行いました。





今回主に用いた素材は新聞紙やペットボトルといった簡単に手に入る身近な素材です。
新聞あそびだけだと、破る、丸める等の感触を楽しむ事や、服を作る等の素材を用いて作成することが主に遊びの中で取り組みで行ってしまいます。


それだけでも遊びは楽しむことができますが、ペットボトルに新聞紙を巻いてねじることで筒ができたり、筒と新聞紙のボールを使ってキャッチボールやボーリングが楽しめて遊びのバリエーションも広がるのです。




このように身近な物でそして簡単にできる遊びを紹介していただいただけではなく、遊びに対して思ったことを職員間で書き発表していきました。
書いたものを付せんで貼っていき、すべての参加者が見れるようにすることで、一人ひとり思っていることや考えが違うことなどを認識できました。




遊びにはねらいがあってこそ取り組む意味があります。
どの力を育てたいか、成長に結び付けていきたいか考えそれにあった遊びを提供することが遊びを広げていく事において大切だということを学びました。

少しの時間で、そして明日にもすぐにできる。
でも、それはしっかりとしたねらいに基づいた活動である。
そんな今回の研修を基にこれまで以上に子どもにとって必要な事を考え遊びを提供していきたいと思います。

(文責:保育スタッフ 浦田鈴香)



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