保育の根幹を学びました
カテゴリー:保育研修(OFF-JT)
平成27年3月6日(金)大阪誠昭会 寝屋・もくれん保育園合同で、ピアジェ理論に基づいた保育理論・指導について学びました。
今回の研修では、以前、当法人の姉妹園でも教諭・保育士としてご活躍され、現在は日本幼年教育会 研究部講師としてご活躍されている小林まき子先生に来て頂き、ピアジェ理論に基づいた保育理論について教えて頂きました。
J・ピアジェはスイスの心理学者で、20世紀において最も影響力の大きかった心理学者の一人と言われており、 子どもの言語、 世界観、因果関係、数や量の概念などの発達について研究を展開された方です。
J・ピアジェについて、私達保育士は学校などで学びましたが、内容の理解や実際の保育現場に結び付けることがとても難しく、『机上で学んだこと』になっていました。
しかし、今回の研修では小林先生が保育現場での実際を踏まえながら、ピアジェの理論についてわかりやすく説明をして下さりました。
小林先生の暖かい表情や、明るい現場の話に職員の表情も綻び、わかりやすいお話にイメージをしながらすぐに理解をすることができました。
今回の研修で学んだ、保育において1番大切なこと。
それは、「子どもたちの姿を見ながら発達に合わせて取り組み1つ1つにしっかりとねらいを持つ」ということです。
保育士1人ひとりが、子どもの発達段階をよく見て理解し、日々の活動に『意図』や『ねらい』を持って子ども達の成長に結びついていけるようにしていくことが、保育の中の
『教育』の要素にとても重要なことであると再認識することができました。
“保育園”とは、子ども達が長い時間を過ごす場所。そして、様々なことを経験できる場所です。
これからも保育士として子ども達に様々なことを伝えていけるように日々、学んでいきたいと思います。
(文責:保育リーダー 谷田千夏)