きずなカフェ保育の根っこ

令和3年6月23日(水)に、ねやがわ成美の森こども園・ねやがわ寝屋の森こども園・ねやがわくこの木保育園合同で「心肺蘇生・AED研修」を行いました。


今回は、枚方寝屋川消防組合地域向上センターの方に来ていただき、ソーシャルディスタンス確保や換気、消毒等の感染対策を講じた上で、乳児・幼児の心肺蘇生法と、AEDの使い方を講義や実践を通して教えて頂きました。

まずは、実際に埼玉県で起きた事故を題材にしたDVDを見て、人が倒れてから救急車が到着するまでの約8分、周りにいる人の行動によって救われる命があるということを学びました。
その後、では実際にどんなことをすれば命を助けることができるのかということで、胸骨圧迫と人工呼吸のやり方を、練習用の人形を用いて実践しました。(今回は新型コロナウイルスの感染防止策として、人工呼吸は実際には行っていません)


まずは周囲の安全確認をした後に呼吸の有無を確認し、胸骨圧迫は1分間に100回から120回のペースで行うことや、小児の場合は胸の厚さの3分の1が下がるように圧迫すること、救急隊が到着するまでは絶え間なく続けること等を学びました。

またAEDを実際に用いて、使い方も学びました。AEDは蓋を開けるまたは電源を入れると自動音声が流れ、するべきことを的確に伝えてくれます。焦らず冷静に、音声の指示に従うことが大切だと感じました。


今回の研修を通して、もしもの時に、勇気を持って行動することが最も大切であると感じました。
こども園でも事故が起こらないように日ごろから注意することはもちろんですが、いつ何が起こっても適切な処置ができるように、今回の学びを職員ひとりひとりが自分のものにし、子どもたちの命を守ることに備えたいと思います。

(文責:保育スタッフ千賀真梨)


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