法人内公開保育vol.12
令和2年2月6日（木）ねやがわ成美の森こども園うさぎ組（2歳児）にて法人内公開保育を行いました。
法人内公開保育は、現在行っている教育・保育内容の見直しをするべく、今年度よりねやがわ成美の森こども園・ねやがわ寝屋の森こども園・ねやがわくこの木保育園の3園で行っています。
今回の公開保育では、ねやがわ成美の森こども園うさぎ組（2歳児）でお店屋さんごっこを行いました。
幼保連携型認定こども園 教育保育要領 2章にある、
＜満1歳以上3歳未満の園児のねらい＞
言葉：内容（5）保育教諭等とごっこ遊びをする中で、言葉のやり取りを楽しむ。
表現：ねらい（2）感じたことや考えたことなどを自分なりに表現しようとする。
＜満3歳以上の園児のねらい＞
言葉：ねらい（1）自分の気持ちを言葉で表現する楽しさを味わう。
表現：ねらい（2）感じたことや考えたことを自分なりに表現して楽しむ。 を参照し、
友達や保育教諭と一緒にごっこ遊びの中で言葉のやり取りを楽しむことをねらいとして行いました。
まず、どんなお店があるか、お店屋さんとお客さんはどんな言葉を使うかなどを確認し合ってからお店屋さんとお客さんに分かれて活動を始めました。
普段は幼児（3、４、5歳児）と一緒にお店屋さんごっこをし、お客さんとして参加する中でお店屋さん役の幼児に対する憧れを持ったり、幼児の姿を見て吸収し、真似してみようしたりする姿がありました。
そんな普段の遊びのなかで幼児の姿を見て学んでいることもあり、今回のお店屋さんごっこでは、お店屋さん役の子どもは、お店にお客さんを呼ぼうと「いらっしゃいませー！」と声掛けしたり、お客さんから「○○ください」と言われたものをお皿にのせて「はいどうぞ」と渡す姿がありました。
お客さん役の子どもは、友達と一緒に買いに行ったり、買ったものを「おいしいね」「先生にもあげる」と言葉のやり取りをしながら楽しんでいました。
一定の時間でお店屋さんとお客さんを交代して、お店屋さんごっこを行いました。
終了後には、見学者や実施者で互いの気付きや意見を出し合い、疑問点や課題などについて話し合いました。
また、子どもがごっこ遊びを楽しむ中で、どんなことを身につけていくことができるかを改めて深く考える貴重な時間となりました。
今後も公開保育を通して、3園の意見交換の場を設け、お互いが協力してよりよい教育・保育を行っていけるよう努めていきたいと思います。
（文責：保育リーダー 出水初菜）
