法人内公開保育vol.11
令和2年2月5日(水)ねやがわ成美の森こども園ひよこ組(0歳児)にて法人内公開保育を行いました。
法人内公開保育は、現在行っている教育・保育内容の見直しをするべく、今年度よりねやがわ成美の森こども園・ねやがわ寝屋の森こども園・ねやがわくこの木保育園の3園で行っています。
今回の公開保育では、ねやがわ成美の森こども園ひよこ組(0歳児)で制作(タンポ)、大型布積み木を行いました。
幼保連携型認定こども園 教育保育要領
<乳児期の園児のねらい>
身近なものと関わり感性が育つ(1)『身の回りのものに親しみ、様々なものに興味・関心をもつ。』
身近な人と気持ちが通じ合う(1)『安心できる関係の下で、身近な人と共に過ごす喜びを感じる。』を参照し、
・ 色が付いたり、混じりあったりする様子を楽しむ。
・積み木を積んだり倒したりして遊ぶ中で、友達や保育教諭と一緒に遊ぶことを楽しむ。
をねらいとして行いました。
はじめに色に興味を持つことができるよう、『いろいろばあ』の絵本を読んでから活動を行いました。
色に少しずつ興味を持ちはじめた子どもたちは「あか」と言葉を繰り返す様子も見られていました。
制作(タンポ)では、保育教諭の「トントン」という声に合わせてトントンと紙をたたいて色を付けたり、塗ったりしながら色がついていく様子を楽しんでいました。
色がどんどんとついていくことが楽しく、紙にたくさん色を付けようとしていました。
完成したものを見ると、指をさして「できた」と喜ぶ姿が見られていました。
大型布積み木では、積み木を高く積むことができるようになってきた子どもたちは、積み木を高く積んでは倒してと繰り返し遊ぶ様子が見られていました。
また、バスに見立てて積み木を並べて座り、座ってバスごっこを楽しんでいました。
友達や保育教諭と一緒に積み木を積んで遊ぶことを喜んでいました。
終了後には、見学者や実施者で互いの気づきや意見を出し合い、今後の保育にどう生かしていくことができるか、それらを3園で共有してよりよい保育ができるかを話し合いました。
月齢に応じた素材を取り入れながら、様々な体験を活動のなかで行うことができるようにしていきたいと思います。
今後も公開保育を通して、3園の意見交換の場を設け、お互いが協力してよりよい教育・保育を行っていけるよう努めていきたいと思います。
(文責:保育リーダー 藤田奈那)