幼児音楽教育 夏期講座に参加しました。
令和元年8月7日(水)に行われた西日本幼児音楽研究会による「幼児音楽教育夏期講座―『楽しいね!』をつなげるために―」に参加しました。
今回の研修では、幼児音楽にとって大切な分野である 音楽リズムの基礎・鍵盤ハーモニカ・器楽合奏を中心に、3歳から5歳へ向けての音楽指導について学びました。
“『音楽』とは?”
という質問に、講師の先生はこうおっしゃりました。
“よく言われるのは「音」に「楽」と書いて「音を楽しむ」ですが、それだけでなく「音で楽しませる」ということも大切である” ということを教わりました。
『子ども達が最初に聞いた音がすべて』という言葉が印象に残っています。
保育者の演奏する姿を見て、
〇この楽器はなんてきれいな音なんだ!
〇この楽器はなんて面白そうなんだ!
〇音楽ってなんて楽しいんだ!
と感じることができるようなはじめのきっかけ作りの大切さを改めて感じました。
また、演奏する際、間違えることは何も怖いことではなく、“間違いに気付く”ということが大事であることを教わりました。
間違えてしまった時には、それに気付いたことを認めて褒め、もう一度丁寧にやり直して自信に繋げていけるような援助に努めていきたいと思います。
また、会場には器楽合奏でよく用いられる楽器がたくさん並べられていました。
一つ一つの楽器の名前と、その楽器ならではの良さや子ども達への正しい演奏方法教わりました。
「こうだ。」と思い込んでいたことも実は違っていたりと新たな発見もありました。
最後には、研修の参加者総勢250名で、並べられている楽器を演奏させていただいたり、各自持参したピアニーで大合奏をしました。
「ホール・ニュー・ワールド(作曲:アラン メンケン)」
「One Love(嵐)(作曲:加藤裕介)」
などなど様々な合奏曲を演奏し、小太鼓、大太鼓、グロッケン、ハイハットなど各パートごとのタイミングや演奏方法なども実際に演奏しながら分かりやすく教えていただきました。
私もピアニーで参加し、会場の音がピタッと合った時や、ハーモニーが感じられた時はなんとも心地が良く、この気持ち良さを是非子ども達にも体感してもらいたいなと強く思いました。
“音楽って楽しい!”
という気持ちを子どもも大人も大切に、今回学んだことを活かし、今後のピアニーや合奏などの音楽指導に努めて参ります。
(文責:保育リーダー 片山志織)