きずなカフェ保育の根っこ

当法人理事長が常任委員を務める「未来福祉ねやがわプラン」の未来デザイン会議の発案で3月5日に開催された「しゃべり場」に参加してまいりました。


登壇されたのは、ホームレス状態の人が路上で売る雑誌「ビッグイシュー日本版」の創設者 佐野章二氏、QOL(Quality of life)の向上を目的とした義肢装具や福祉用品などを扱う会社で勤務されながらサイクルサッカー(自転車に乗って行うサッカーのような)の日本代表選手として活躍されている村上裕亮氏、そして、寝屋川市の主任児童委員として地域の子ども達の支援に携わる中で「NPO法人芽ばえ」を立ち上げ、こども食堂や高齢者の居場所づくりに力を注がれている園田茂香氏のお三方。
どの方のお話からも、身近なコトやものから敏感に課題を拾い上げ、自らどうにかしたいという想いからできることを見出し、行動に移すことで、地域社会に変化をもたらすことができるのだということを窺い知ることができました。


お三方のお話を聞いた後は、グループに分かれてのディスカッション&プレゼンタイム。
参加者は10代〜80代と年齢層が幅広く、また私たちのように福祉の仕事に携わっている人だけでなく、学生さんや福祉施設の利用者の方、ボランティア活動を行っている方など様々で、特に学生の方が多く参加されていて、取り組みたい社会課題などについてしっかりとした意見を堂々と話されていた姿に大きな刺激を受けました。


今回の「しゃべり場」への参加は、寝屋川市という地域で多くの子ども達や子育て家庭に関わる中で、当園が実現できる地域貢献の形について考える良い機会となりました。
今後さらに私たちのミッション・ビジョンの具現化に注力して取り組んでまいりたいと思います。

(文責:教頭 木下千夏)


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