きずなカフェ保育の根っこ

大阪誠昭会では、教育・保育の質を高め子どもの成長をより豊かにするため「幼保連携型認定こども園・教育保育要領」を基にしてつくられた自己チェックリストを用いて年3回自己評価を行っています。


自己チェックリストでは、単に評価結果を出すだけではなく「個人の評価」「園全体の評価」「園内研修の教材」「カリキュラム・マネジメント(教育・保育計画へのフィードバック)」の4つのポイントで自己の能力を判断すると同時に園全体として、具体的にどのようなことに力を注ぐことが必要なのかもチェックリストを使った評価で見ていきます。保育教諭の一人一人の努力を園全体として有効なものとすることで園と職員の評価を高め、教育・保育を豊かにすることに繋ぐことを目指しています。

↓↓令和3年度 自己チェックリスト全体評価の結果はコチラ↓↓


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また、自己チェックを行った後に保育の質向上のため、勉強会を行っています。
子どもの主体性をテーマに勉強会を行った際には乳児・幼児それぞれの主体性を育む保育・教育とはどのようなものか、また私たち保育者はどのように関わっていくと良いかなどを話し合いました。
例えば、幼児クラスの子ども達は自分たちで考えたり、考えたことを周りに伝えたりということが少しずつ出来るようになってきますが、乳児クラスの子ども達は未発達な為、それがまだ難しいです。
そのような乳児クラスの子ども達でも、制作では画用紙や絵の具の色などを選べるように工夫したり、特に乳児期においては主体性を育む基盤作りの時期であると捉え、安心して自己表現ができるような環境を整えることが必要なのではないかという話し合いをすることが出来ました。

また、勉強会を実施することで、職員全体で共通の認識を持ち、子ども達に対して一貫した対応をすることが大切であると改めて感じることが出来ました。日頃の保育を見つめ直してより良い教育・保育が出来るようにしていきたいと思います。

(文責:保育リーダー 加川友莉)


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