きずなカフェ保育の根っこ

令和6年2月8日(木)にねやがわ寝屋の森こども園りす組(0,1歳児)にて研究保育を行いました。



2024年2月8日にりす組(0,1歳児)にて「乗り物にのってお出かけをしよう!」というテーマで運動遊びを行いました。

今回の研究保育では、「絵本の世界に興味を持ち、音楽に合わせて身体全体を使うことを楽しむ」を目標とし、
幼保連携型認定こども園教育・保育要領の第2章より、【環境】【健康】【言葉】の3つに重点を置き、
環境1ー(3)
健康1ー(1)、(2)
言葉1ー(2)、(3)を参考に
・絵本を通してイメージを豊かにし、自分なりに身体を動かすことを楽しむ。
・保育教諭の歌声を聞き、歌に合わせてリズムにのり楽しい気持ちになる。
・登る・滑る・くぐる等十分に身体を動かし、積極的に運動しようとする。
をねらいとして教育・保育を進めていきました。



保育内容としては、子どもたちが大好きな乗り物をテーマに行いました。

はじめに、「バスにのって」の絵本を読みながら歌い、音楽を楽しみました。
次に、バス・電車・消防車の3つを用意し、一人一人が自分で乗る乗り物を選びました。
椅子にそれぞれ座り、乗り物に乗ってお出かけに出発です!
「バスに乗って」の歌に合わせて、乗り物の名前を変えながら歌い、身体を傾けたり揺らしたりと楽しみました。


途中で信号機トンネルが見えてきました。
最初に読んだ絵本の中にも信号機が出てきており、赤信号で止まる様子を見て
「あかはとまる!」「あおはいいの!」といった子どもたちの発言もありました。
赤信号が青に変わり、信号機トンネルの下をくぐると公園に到着しました。

公園ではピクニックをすることになり、「おべんとうばこのうた」の手遊びを行いました。
子どもたちも、大きいものや小さいもの、それぞれの思いで表現していました。


到着した公園には、滑り台がありました。
子どもたち自身で遊びたい方を選び、並んで待ち順番に遊ぶ姿がありました。

すべり台では、しっかりと手と足の力を使って登り、滑る姿がありました。
進級した時には保育教諭の補助が必要だった子どもも、自分一人の力で登ることが出来るようになり満足感と自信に満ち溢れた表情をしていました。


子どもたちが今何に興味があるのか、どのようにしたら子どもたちは楽しんで行えるのか、何度も何度も考え、先輩の先生方にも沢山相談に乗っていただきました。
私にとって本当にやりたい保育を見つめ直すとても有意義な時間になりました。

活動の後は、参加した保育教諭で改善点や内容を話し合い、より良い教育・保育を行っていけるように意見を出し合いました。
乳児クラスならではの複数担任の保育教諭間での連携の大切さも改めて感じる保育となりました。
今後も子どもたちが自分で選び、楽しむことができる保育を目指していきたいと思います。

(文責:保育スタッフ 吉田 優子)


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