有馬玩具博物館にて玩具の研修を受けました。
カテゴリー:おもちゃ研究
11月24日(水)に社会福祉法人大阪誠昭会 ねやがわ寝屋の森こども園とねやがわ成美の森こども園と2園合同で有馬玩具博物館へ玩具の研修を受けに行きました。
「有馬玩具博物館」をねやがわ寝屋の森こども園の園長と職員、姉妹園のねやがわ成美の森こども園の職員で訪れ、様々な種類の積み木を使った遊び方や展開の仕方などを学ばせて頂きました。
博物館のスタッフの方々が積み木の魅力を丁寧に教えて下さいました。実際に積み木を積む様子を見せてもらうと、様々な形に変化を遂げていき、マジックを見ているかのような錯覚に陥るほど魅了されました。
それぞれの積み木が持つ特徴によって様々な積み方をすることが出来ます。積み木の個性を理解していると可能性が無限大に広がっていくということを学びました。高く積み上げた積み木が崩れていく様も美しいと感じたと同時に、積み上げるまでに失敗しても、試行錯誤を繰り返して成功へと繋がることでその積み木や自分自身の可能性に気づくことが出来るきっかけになると思いました。
子どもたちも遊びの中で「こうしてみようかな」と考え、自身の操作によって発展していく楽しさを感じ、「もっとこうしてみよう」と更なる意欲へと繋がっていきます。積み木はそんな魅力がぐっと詰まった玩具だと体験しよく分かりました。
私たちも実際に玩具に触れさせて頂き、教わった積み方だけでなく自ら新しい発見をすべく試行錯誤しました。
当園にある積み木もたくさんありました。個人で作ったり、複数人数で力を合わせて作るものなど完成するまで夢中になって楽しみました。
子どもたちへ玩具を提供するだけでなく、我々保育教諭が技術を身につけ、子ども達に向けて披露・伝授出来るようになりたいと思います。
当園にある玩具も研修を通じてさらにその玩具のねらいやあり方を考え、どのように遊ぶのか考えてから提供しています。
ただ、玩具を子ども達へ提供するだけではない、子ども達の発達に応じた遊び方や、その玩具から子どもたちが学び取れることは何かを考え、意図とねらいを持った遊びの提供が出来るように工夫をしていきたいと思います。
こらからも子ども達のより良い育ちの為に玩具の提供を工夫し、楽しんで玩具との日々を過ごしていけるように私たちも学び続け、取り組んでいきたいと思います。
(文責:保育トップリーダー 小松 富貴)