きずなカフェ保育の根っこ

3歳児「スタート教材」を用いての園内研修
講師を招いて研究保育を行いました!

先日、きりん組(3歳児)クラスで、スタート教材を使った研究保育を行いました。

以前も紹介させて頂きました、教材の開発研修・講演などを行っている、社団法人 日本幼年教育会の専任講師 小林 まき子先生に来園いただき、園内研修を行いました。

研究保育とは、園長先生をはじめ、保育マネージャーや他のクラスのリーダー保育スタッフも参加し、公開保育を行いその保育の内容や運営につき、よりよい保育を行えるよう議論し合うというものです。




今回の研究保育では、食べ物の絵カードの名称確認、その絵カードとのかたちのシルエットを用いて対象させ遊びました。

物の色や形、組み合わせや類似分け、名称や特徴など生活の中の身近なものを用いて、遊びの中で「考える」ということを楽しんでいます。

たくさんの先生が見に来られている中で緊張していた私とは対照的に、子ども達は張り切って取り組んでいました。

初めは興味を持ち一生懸命になり話を聞いて、絵カード・シルエットを見て照らし合わせ、口々に意見し合いながら、意欲的に子ども達は、取り組んでいました。

研究保育後は参加いただいた先生方を交えて、反省会を行います。




私自身も活動に対しての反省を述べ、小林先生から下記のような助言を頂きました。

まず、子ども達の方が私を上回っていたということ。
私の設定した保育内容は、クラスの子ども達にとっては簡単すぎて手持ち無沙汰になっていました。
子ども達にとっては「難しい」と感じながらも考えることが楽しく、大人と一緒で考えて考えて分かった時の嬉しさや達成感が感じられる内容がベストであるということ。
つまり、課題の選択にまだまだ考慮の余地があるということでした。

つまり、私が思っていた以上に子ども達は発想力や考える力があったのです。

私は子ども達がこの教材を使い楽しむ「考える」というところにまで考えが及ばず、適切な課題を選択できなかったのです。

小林先生に加えて、副園長先生や保育マネジャーからも同様に助言を頂き、あわせて保育の流れでの細かなアドバイスやクラス運営をする中でのポイントや現在のクラスの状況にあった導き方なども指導して頂きました。


今回の園内研修で私自身気付きが多く、もう一度原点に戻り自分自身の保育に生かしていきたいです。また子ども達の性質、どこに視点をおき保育の設定内容を考えていくのかなど、課題がたくさん見つかりました。


先輩先生方のご指導や助言を参考に今後の保育に役立たせていければと思います。

(文責:保育リーダー 有馬 渚)


カテゴリー

アーカイブ