きずなカフェ保育の根っこ


令和5年8月9日(水)にワンダーサマースクール研修に教頭の田中 恵理子教諭と参加しました。

エビカニクスでおなじみのケロポンズさんによる実技研修では、体操や手遊び歌、パネルシアターなどすぐに保育に活かせるような学びがありました。
ピアノだけでなく、ウクレレやアコーディオン、ウインドウチャイムなどを使っての歌や絵本の読み聞かせで会場を盛り上げておられる姿は真のエンターテイナーでした。

にじやはじめの一歩の歌でおなじみの中川ひろたかさんによる実技研修では、手遊び歌や卒園式などで歌いたい曲の紹介などもありました。どんな想いを込めて曲を作られているかなどがよく分かり、子ども達と一緒になって楽しみたいものばかりでした。



社会福祉法人清隆厚生会 理事長である坂崎隆浩先生による基調講演では保育の現場や家庭との連携について学んでいきました。
岸田総理によるこども未来戦略方針の支援策内容として「こども誰でも通園制度」を創設するというニュースを見られた方も多いかと思います。
子育て家庭の多くが「孤立した育児」「孤育て」の中で不安や悩みを抱えており、特に0?2歳児の約6割を占める未就園児への支援の強化が求められています。全てのこどもの育ちを応援し、こどもの良質な環境を整備するとともに、全ての子育て家庭に対して、支援を強化するために政府が進めている制度です。
孤立しやすくなっている家庭

昨今、インクルーシブ教育(子どもたちの多様性を尊重し、障害のあるなしなどにかかわらず、すべての子どもを包含する教育方法)という言葉をよく耳にされると思います。

保育者の人間性を含めた保育観が「保育の質」に大きく関わってくることを知り、改めて保育の仕事への向き合い方を考えられる機会となりました。


今回の研修で学んだことを職員間で共有しながら、日々の教育・保育を見直していき、「教育・保育の質」の向上のため精進していきたいと思います。

(文責:教育アシスタント 小松 富貴)


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