きずなカフェ保育の根っこ



保育所保育指針の教育に関わるねらいの5領域がありますが、今回はその中のひとつ「表現」領域の中の造形的なあそびについて、平成28年1月8日(金)に四條畷学園短期大学 保育学科 香月 欣浩先生 主催のキッズアート研究所へ、理事長ともくれん保育園の職員たちと見学に行ってきました。

造形あそびでは子どもたちが五感を働かせ、クレパスや粘土などの素材にふれ感覚を刺激したり、道具(はさみ、のり、絵の具など)を巧みに使い、その過程の中で子どもは多くのことを獲得します。


このあそびを通じて体全体を使い考えること、そして試行錯誤を繰り返すことによって様々な事柄を学ぶのです。

ここで重要なことは子どもが自主的に取り組み、当園も大切にしている「直接体験」を積み重ね子ども自身が「自分にもできる!」という自信を持ち、また次の活動へとチャレンジする意欲を持つということなのです。

この意欲が子ども達をどんどん活動へと導き更には集中力や思考力へとつながり乳幼児期に大切な豊かな心を育んでいくのです。






当園では主体的な研修プログラムを仕組化し、子ども達の様々なあそびについて、現状に満足することなく、何ができるのか、まだまだできることがあると試行錯誤新たな取り組みを行っています。
今回はその一環で、香月先生のキッズアート研究所で造形についていろいろと勉強をさせていただきました。

前回は有馬玩具博物館へ発達に応じたおもちゃについて学び、おもちゃについて瀧 薫 先生に学びそれらを自ら咀嚼し、現在、園内で子どものあそびに取り入れています。


これからも様々なことを積極的に学び、子どもが生き生きとした活動ができるよう様々な取り組みを考えていきたいと思います。


(文責:園長 田中 恵美)


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