きずなカフェ保育の根っこ

二日間にわたり「ひかりのくに 第60回 幼児教育大講習会」に参加してきました!



一日目
*犯罪者プロファイリングから見た「子どもの安全・安心」桐生 正幸先生
*歌って遊んで、ココロとカラダほぐせ!からだじゅう! 鈴木 翼先生
*わたしの歩んできた道 創作活動の軌跡 コシノ ヒロコ先生

「子どもの安全・安心」についてお話では、子どもの遊びに危険はつきものということでそれを防ぐにはどうしたらいいのかという内容でした。

*子どもに指導する
 「危ないからダメ!」というのではなく、子どもにも何故ダメなのか分るように具体的に理由も教えてあげる。
(滑り台を逆から登っている子どもがいたら滑ってくるお友達とぶつかってしまうからやめようね 等)

*事前に対策をしておく
 以前に起こった危険事象ならまた起こらないように対策をすることができる。
 今後危険事象が起こった時の対応も話し合っておくと慌てないで対応が出来るとアドバイスいただきました。
(怪我をした時の対応 等)

*安全、防犯について(不審者に対しての対応)
 子ども達に具体的な例をあげて分かりやすく自分自身を守る術を一緒に話し合う事が大切です。
(恐いと思えば大きな声を出して近くの大人に助けを求める 等)
 防犯教育をしていく上で知らない人や不審者に対して、信頼感を抱くのは危険ですが“みんな恐い人”ではないという事を教えてあげてください。 
 近所の子どもを見かけたら挨拶や声をかけたりして“この人は知ってる人、大丈夫”というように地域でも絆を深めたり地域ぐるみで子ども達を守っていくことが大切です。

 一日目はこの他に鈴木翼先生の「あそびうた」の実技講習もあり、体を動かしたりこの研修に参加されていた他園の先生達と触れ合う良い機会にもなりました!
私自身も現場で「やってみたい」と思える手遊びなどもあり、これから実践していきたいと思います。
 *わたしの歩んできた道 創作活動の軌跡という演目でのコシノ ヒロコ先生の講演では「難しい事にも挑戦する」と「達成感」がある、という事を改めて考えさせられました。
まだ勉強中の私ですが、これからも様々な事に挑戦していきたいと思います!



今回の研修は私にとってとても学ぶべきことが多い研修でした。
子ども達の安全を確保して安全に楽しく保護者の方や子ども達が安心して生活できるような環境を作っていきたいと思います!
あそびうたも新しいレパートリーも増えたので現場でも生かせるように実践していきたいと思います!

(文責:保育リーダー 原田 麻衣)


二日目
*保育の心もち:これからの時代の保育に求められるもの 秋田 喜代美先生
*子どもの健康&ふれあい遊び―食べて、動いて、よく寝よう!を合言葉に― 前橋 明先生

保育の心もちについての講演では
乳幼児期の教育は大切であり、3歳から5歳の間に集団で受けた教育・保育は成長後の自己統制・向社会的行動に大きく関係し、子どもの将来が大きく変わること等を学べました。

子どもの健康についての講演では
「早寝、早起き、朝ごはん」運動が色々なところで行われていますが
近代ではその運動に加え、身体を動かす運動を取り組んで行っている地域が増えてきています。



子どもは少なくとも10時間以上の睡眠が必要だと言われていて
睡眠時間が9時間30分を下回ると
・注意、集中が困難である
・イライラする
・じっとしていられない(歩き回る)
などの特徴が表れます。

そして、睡眠のリズムが乱れてしまうと
・朝食の欠損(摂食リズムが崩れる)
・午前中の活動低下、運動量の減少(体力が弱まる)
・自律神経の機能低下(昼夜の体温のリズムの乱れ)
に繋がっていきます。

崩れたリズムを戻すには
朝の光(陽光)を部屋に取り入れたり、冷暖房を切るなど、感覚機能に訴える起こし方が望ましいです。
その他に、日中での運動刺激で夜に眠たくなるような活動を行うと良いです。

朝食も大切で「食べる」だけではなく、何を食べるかが重要で
量もしっかりと食べなければ子どもの一日の身体活動低下にもつながっていくので、朝食をしっかりと摂ることも大切だということ等色々と学ぶことができました。

今回の研修で、子ども達一人ひとりとしっかりと関わり、子ども達にとって良い保育を行えるように私自身も成長していきたいと思いました。
生活リズムが乱れてしまわないように園では、日中身体をたくさん動かせるような活動を行っていきたいです。

(文責:保育サブリーダー 亀田 愛恵)


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