食育豆知識

いつまでも健康で暮らすための合言葉

さまざまな感染症等の病気に備え、ワクチン接種を怠らないということも大切ですが、病気にかかりにくい健康な身体づくりを常日頃から意識したいものです。そして大切なのは日々の食事です。三度の食事からバランスよく栄養を接種することで、自ずと免疫力は高まります。大阪誠昭会では、『食育推進プロジェクト』においてご協力いただいている、武庫川女子大学 国際健康開発研究所 森先生監修のもと、さまざまなプログラムを各園で取り入れています。そのひとつが健康長寿の食事の合言葉 「まごは(わ)やさしい」です。

具体的には、以下の7品目の和の食材をまんべんなく食事に取り入れることで、健康的な食生活が可能になるというものです。

  • ま(豆・大豆)
  • ご(ごま)
  • わ(わかめ・海藻)
  • や(野菜)
  • さ(魚)
  • し(しいたけ・きのこ)
  • い(いも)

乳幼児期からその意識を持ってもらおうとの思いから、ねやがわ寝屋の森こども園とねやがわ成美の森こども園では、5歳児の当番活動のひとつに「まごわやさしい」を取り入れています。

『まごわやさしい献立』を実践してみませんか。


また、その活動を実際の食事を摂るタイミングで意識してもらうために『まごわやさしい給食』も提供しています。
ご家庭でもぜひ、『まごわやさしい献立』を取り入れてみてください。
難しく考えず、スーパーでの食材選びやレストランでのメニュー選びで、なるべく野菜や魚の多いものを選んでみるだけで大丈夫です。また、ふりかけとして“ごま” 取り入れるのも簡単で有効です。加えて、塩分を抑えること意識したいですね。だしやスパイスを効かせれば塩分控えでもしっかりと味を感じるようになり、塩分コントロールがしやすくなります。

毎日の食事も継続は力なり。ちょっとした心がけを続けることで、確実に身体はよい方向へと変化していきます。