とれたてレポート

農園「KIDS FARM」のご紹介

ねやがわ成美の森こども園・ねやがわ寝屋の森こども園には農園「KIDS FARM」があります。 農園では1年を通して様々な野菜を育てています。

今回は子どもたちの収穫行事や、大事に育てている野菜について紹介したいと思います。

「大きく育ってね」の願いを込めて。


子どもたちが大好きな『KIDS FARM』。こちらでは子どもたち自らの手によって、年を通じてさまざまな野菜を栽培しています。春にはトマト、きゅうり、ピーマン、オクラなどの夏野菜を。それらの収穫が終わるとサツマイモ、玉ねぎ、大根などと、季節に応じた野菜の苗を植え、育て、収穫し、そしてみんなでその美味しさをみんなで味わいます。
野菜によって苗の違いを知る。育つ過程では花の色や形を知る。子どもたちの興味関心は自ずと広がっていきます。時折、友だちと図鑑を広げて調べる姿も見られます。

野菜のお世話、楽しいね!


紫色の花を見て「なすびの花が咲いたよ!」

サツマイモの葉は太陽に当たるように「天地返し」。


野菜は植えたからといって勝手に育つわけではありません。水やりはもちろん、野菜によっては成長具合に応じて手をかけてあげることも大切です。例えば、サツマイモの「天地返し」のように、ちょっとした一手間が、大きく成長するために必要だったりします。
そういう経験を通し、自分たちが植えた野菜に愛おしさを感じ、常に気にかけてくれる。
『KIDS FARM』は、そんな子どもたちの心の成長を後押ししてくれる存在です。


いざ、収穫!!


大きくなった野菜をいよいよ収穫!
野菜を傷つけないように真剣な表情をしながら、はさみで野菜を切っていきます。
心配そうな表情の子どもたち。でも、無事に収穫できると表情は一気に明るくなります。
「見て、おいしそう~」と大喜び。
自分たちで育てた野菜が大きく成長し、収穫できたことが本当にうれしいようです。

『KIDS FARM』のご紹介いかがでしたでしょうか。
収穫できた野菜たちは、もちろん美味しく給食に登場します。また、サツマイモなど父兄の皆さんを招いての販売会なども行っています。自分たちが育てた野菜が、おうちの食卓にも並ぶ。家族の食卓の楽しい会話が聞こえてくるようです。