とれたてレポート

玉ねぎ植え

年間を通して野菜の栽培をしている農園『KIDS FARM』。
今回は、毎年夏野菜の収穫を終えた後に行う玉ねぎ植えの様子をお伝えします。

植える前に、玉ねぎを知ろう

玉ねぎを植える前に、絵本やクイズなどを通して玉ねぎの種類や料理について知り、植え方も学びます。知っていることもありますが、初めて知ることもたくさんあり、子どもたちは植える前から興味津々。玉ねぎを植えるのを心から楽しみにしている様子です。

「おおきくなあれ!」「おいしくな~れ!」



子どもたちは苗を植えて終わりなのではなく、苗の周りの環境や今後の世話が大切なことも学びます。
自分たちの身の回りを掃除してきれいに保つのが大切なのと同様に、畑から雑草を抜いてあげて、玉ねぎたちにとって居心地のよい場所にしてあげます。
終わったら水やり。 「おおきくなあれ!」「おいしくな~れ!」と声をかけながら、玉ねぎの生長をみんなで願います。


日々の生長も楽しみ、いよいよ収穫!


自分たちが大切に育て、生長を見守ることで、玉ねぎは日に日に大きく生長していきます。
毎日、みんなで収穫できる日を待ちわび、胸を踊らせながらいよいよ収穫!
みんなで協力しながら、大きな玉ねぎの葉っぱを引っ張り収穫します。

「見て~!とれた!」
子どもたちの表情が輝く瞬間です。

野菜を植え、収穫し、食するまでの流れを経験することを当法人では大切にしています。
すべてに命があることを学びながら食の大切さに気づき、好き嫌いせずに何でも残さず食べられる人へと成長できるよう、友だちと刺激しあいながら学びます。