第44回 世界健康フォーラムにて当法人が『モナリザ賞』を受賞しました!
2024.07.31
当法人では、「食育」を各園における実践的なプログラムとして捉えるのではなく、地域の人々にもご協力いただきながら、最終的には『みんなで「食」を考えるコミュニティへと広げていくこと』を目標に掲げています。そのために外部のスペシャリストご協力いただく「食育推進プロジェクト」を立ち上げ、さまざまな取り組みを継続的に行っています。今回は、その取り組みの一つをご紹介させていただきます。
大学とのコラボが実を結んだ『モナリザ賞』受賞!
『モナリザ賞』とは、食の現状を24時間採尿の結果をもとに栄養改善に努め、一人ひとりの命の価値を十分に発揮できるよう、健康寿命の延伸に繋がる「食育」や「食環境」の改善に寄与する研究や実践活動に表彰されるものです。
食育推進プロジェクトで検討したテーマが評価され、2023年11月28日(火)に愛知県名古屋市中電ホールで行われた「第44回 世界健康フォーラム」にて当法人が『モナリザ賞』を受賞いたしました。
最初にご紹介させていただきました写真は当日の様子。左が『食育推進プロジェクト』の顧問を務めていただいている森真理先生。右が『食育推進プロジェクト』に対してさまざまなアドバイスをいただいている、NPO法人世界健康フロンティア研究会 名誉理事長 家森幸男先生。中央は当法人スタッフの藤田と河野。表彰状を手に4名で記念撮影させていただきました。
受賞テーマを研究・実践。11月の研究発表を目指します。
当法人が受賞したテーマは、「24時間採尿を用いてバランスのよい食事から、健康なまち、寝屋川市に。〜未来を担う子どもたちから食の健康を地域へ〜 」です。
『モナリザ賞』は受賞して終わりではありません。受賞テーマをもとに研究や実践を行っていき、1年後に開催されるフォーラムにて調査結果や成果の発表を行うことになります。
実践内容は、子どもたちを取り巻く3種類の食事別に尿中成分を比較するというもの。
子どもたちを取り巻く三種類の食事
- 自分好みに応じたありのままの食事
- 毎日の園生活で食べている栄養バランスの取れた食事
- まごわやさしい(豆・魚などの7品目を使った食事)・適塩などを謳った食事
それぞれ継続して1週間食べた前後で採尿し、尿中成分を比較。尿の塩分やナトカリ比にどのような違いが出るのかを分析・評価し、成果として発表する予定です。
現在、2024年11月の発表に向け実践真っ最中。顧問 森真理先生だけでなく、今回は近くの大利商店街にある『ゴマジェットカフェキッチン』にもご協力もいただいています。
フォーラムの様子も当サイトにてご紹介させていただきますのでご期待ください。