令和4年度にお寄せいただいた苦情・要望についてまとめました。  


当園では苦情・要望をいただいた際には「苦情は宝である」との想いのもと、職員間の情報共有は会議での報告はもちろんのこと、対応票に解決までの経緯の詳細を記録し、過去の記録もさかのぼっていつでも閲覧できるように保管しています。


苦情・要望等　　1件

主な内容
・園では全保護者に対し、園児達や他の保護者、職員などのコロナ感染を予防する観点からマスク着用の協力の要請に対して、NOマスク主義の保護者より「化学物質過敏症や熱中症などを理由にマスクをしたくない、しない」、「園からマスク着用を強制された」という旨の一方的な主張を受け、様々な行政機関や団体等にもその主張を連絡し、園を混乱させるような対応を繰り広げられた。

園の対応
当園は厚生労働省からの通知文をもとに、その内容に沿った対応をしていたにもかかわらず、一方的な言い分で園の方針に従わない保護者が1名おり、やむを得ず顧問弁護士に対応を依頼した。顧問弁護士の対応のおかげで、園の方針の中で対応してもらうことでひとまず落ち着いた。
個人の主義主張は大切だが、集団の下で生活を送っているという意識が希薄なこのような保護者には一筋縄では理解を得ることができず、とても残念に思います。当園が社会的常識から逸脱している場合などは非難されたり、是正を求められることは仕方ないと考えますが、あまりにも一方的な主義主張の押し付けには法律にのっとった対応が必要としみじみと感じました。


園としましては、できるだけ保護者の皆様ときっちりと話し合いをした中で事業を進めていき、これからも子どもだけでなく保護者と向き合い、より良い園運営を行っていけるよう邁進していきたいと考えていますが、今回の事例は特別なものであってほしいと願うばかりです。


今後とも、ねやがわ成美の森こども園をどうぞよろしくお願いいたします。


（文責：園長 田中啓昭）

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