きずなカフェご意見・ご要望なるほど!レポート

令和3年度にお寄せいただいた苦情・要望についてまとめました。  


当園では苦情・要望をいただいた際には「苦情は宝である」との想いのもと、職員間の情報共有は会議での報告はもちろんのこと、対応票に解決までの経緯の詳細を記録し、過去の記録もさかのぼっていつでも閲覧できるように保管しています。  

苦情・要望等   2件


主な内容

1.子どもが他児に叩かれていたのに、その場いた職員が叩いた子どもへ注意をするなどの対応をしてくれなかったとのご指摘と、普段の園生活で子ども同士のトラブルがあった際に保育者は適切な対応をしていないのではないか、とのクレーム。


当該の苦情については、参観という行事の際に起こった出来事を保護者の方が撮影された映像で見てお寄せいただいた。
当該職員も同映像を確認させていただき、その場にいたものの実際は叩いた場面を目撃しておらず、見て見ぬふりをしたわけでは決していないことをお伝えした上で、日々の保育の中で、まだ言葉では思いを十分に伝えることが難しい年齢である為に手が出てしまうことや、友達と楽しく遊んでいる中で気持ちの高揚から友達を叩いてしまう姿が見られることもある2歳児の姿をお話し、そのような行為があった際の保育者の対応として、その都度間に入り、子ども達の気持の受容と同時に叩くことは良くないことだと真剣に言って聞かせ、叩いた相手に謝らせることを繰り返し伝えていることをお伝えし、ご理解いただいた。



2.新型コロナウイルスの感染拡大による園の休園中、他施設に一時預かりを断られたたので園からその施設に対して利用を許可するよう伝えて欲しい、できないのであれば園で預かってほしいという要望に、どちらにも対応できないとお断りした際の、職員の受け答えに対するクレーム。


まずは休園により園児や保護者の方にご不便をおかけしたことをお詫びすると共に、要望に対する受け答えについて、お受けできない理由や園としての新型コロナウイルス感染に関する対応についての説明を前面に出したお答えであったため、預け先がなく困っているご家庭への配慮や寄り添いの気持ちに欠けた対応となったことを認め、不快感を与えてしまったことを謝罪しご理解いただいた。




上記以外は第三者委員や運営適正化委員会等への苦情申し立てはありませんでした。


園としましては、このように保護者の皆様ときっちりと話し合いをした中で事業を進めていき、これからも子どもだけでなく保護者と向き合い、より良い園運営を行っていけるよう邁進していきたいと考えています。


今後とも、ねやがわ成美の森こども園をどうぞよろしくお願いいたします。


(文責:園長 田中啓昭)


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