きずなカフェ保育の根っこ

令和元年10月26日(土)に農林水産省主催の「子どもと育む和食の時間(栄養士・保育士等のための和食文化継承)」についての研修会に参加しました。


和食は2013年12月、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)無形文化遺産に「和食:日本人の伝統的な食文化‐正月を例として‐」が登録されました。
食に関する無形文化遺産は日本以外にも「フランスの美食術」や「メキシコの伝統料理」などが登録されています。
日本の取り組みだけでなく、外国の取り組みについても教えていただき、どの国も“楽しさ”から文化について学んでいることを知ることができました。
また、「和食」について、どのように和食文化を守っていくのか、和食文化の考え方などについても詳しくお話していただき、私たちにこれから何をしていくことができるのかを知ることができました。

午後からは現代の子どもの食育環境についてお話いただき、とある小学校の食についての取り組みの例から、グループワークを行い、現在各学校や園で食育について困っていることや既に実践していることを話し合いました。様々な学校や園の取り組みを知ることができ、学びになりました。最後には食に関するプログラムも作成し、発表しました。



今回の研修を通して、「和食」についてより詳しく学ぶことができ、和食文化の大切さを改めて実感し、私たちが子ども達にどのように楽しく和食文化を伝えていくことができるのかを考えるきっかけとなりました。
当園では、子ども達が食育に興味を持ち、楽しんで知っていくことができるよう、「給食探検隊」や「まごわやさしい」を取り入れ、給食を通して伝統文化である行事食を提供しています。今行っている活動を大切にし、さらに研修で学んだことを子ども達に楽しく伝えていくことができるよう、話し合っていきたいと思います。


(文責:保育リーダー 藤田奈那)


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